オーバーヘッドプレスで腰痛を予防する #472

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

オーバーヘッドプレスを行う条件

ダンベルやバーベルなどのウェイトを肩の高さから頭上に持ち上げるエクササイズに、

オーバーヘッドプレスがあります。

 

一般的には、肩と腕を鍛えるトレーニングとして知られていますが、

私(木島)は、背中のトレーニングとして行っています。

 

狙っている効果は、姿勢や腰痛の改善です。

 

肩や腕を太くする為ではありません。

 

しかし、このオーバーヘッドプレスを行うには条件があり、

この条件をクリアできている方でないと、肩・首の怪我をする可能性があるので、行う事が出来ません。

 

その条件は、バンザイをした時に腕が耳につく事。

 

この肩の可動域がなければ、オーバーヘッドプレスはとても危険なものになります。

 

ですから、ある程度、身体の準備が出来ている方でないと、

指導で行う事はなく、中・上級者向けのエクササイズです。

 

背中のトレーニングとして行う

ではなぜ、肩ではなく背中のトレーニングとなるのでしょうか?

 

それは、オーバーヘッド(バンザイ)の姿勢を考えると理解出来ます。

 

オーバーヘッドの腕の位置にするには、肩の屈曲が180度まで必要で、

その為には、肩甲骨は上端が後方に移動する後傾と、胸椎伸展が伴います。

 

ですから、肩甲骨を下方に引き胸椎伸展させる背中の筋肉を働かす事となりますから、

オーバーヘッドのポジションをとるには、背中の筋肉で肩の安定性を高める事が不可欠となります。

 

姿勢を整える

肩甲骨後傾と胸椎伸展は、姿勢改善には必須の関節運動です。

 

猫背のような不良姿勢は、肩甲骨前傾と胸椎屈曲が亢進している状態なので、

その反対の動きで矯正していく事が必要となります。

 

オーバーヘッドプレスは必然的に肩甲骨後傾と胸椎伸展が起こり、姿勢改善に効果的なエクササイズとなります。

 

結果として、脊柱のニュートラル化に近づいていきますから、

体幹が適正に働きやすい肋骨と骨盤のポジションとなり、腰を保護する環境が整いますので、

腰痛予防効果が期待できると考えます。

 

オーバーヘッドプレスは、背中のトレーニングと思って行うと、

体幹の引き締まった、痛みなく動ける身体に向かっていきますよ。

 

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