感覚の感度を高める事がトレーニング効果に繋がる #461

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

〇〇の種目=効果ではない

トレーニングマシンの説明書きや各メディアで、トレーニングの種目に対して鍛える筋肉が示されるので、

 

〇〇の種目=○○の効果

 

が得られると、思い込んでしまうはずですが、

 

トレーニングはそんなに簡単ではありません。

 

狙った筋肉を鍛えるには、その筋肉が関与する関節を動かすべく方向に正確に動かす事が必要で、

動かす関節が動かしたい方向に動く為に、その関節が空間上で止まるようにする関節があり、

その関節を動かないように力を発揮する筋肉を、適切に活動させなくてはいけません。

 

簡単に言うと、

正しいフォームで行わないと、狙った効果は得られないという事です。

 

ですが、正しいフォームの習得は難しく、出来るようになったと思っても、また崩れていくもので、

前述の理解がなければ、フォーム修正は不可能でしょうから、

自分で修正出来ないのであれば、フォーム習得出来たと思った事は、認識違いと言えます。

 

ですから、正しいフォームと言っても、数回で習得出来るわけはなく、

何年、何十年トレーニングをしていたとしても、毎回常に集中してトレーニングを行わなくては、フォームは崩れます。

 

なので、フォームの完成はあり得ず、その時々の自分の状況にフィックスさせていく事で、

自分なりの正しいフォームを適合させていく意識を保つ事が大事だと考えています。

 

主目的を意識する

この正しいフォームで行うのに重要な事は、主目的を意識する事です。

 

主目的と言うのは、どこの筋肉を鍛えたいのか?であり、

1つ掘り下げれば、その鍛えたい筋肉はどの関節をどの方向に動かすのか?動かすべきなのか?の認識です。

 

腹直筋を鍛えたいのであれば、腰椎を屈曲方向に動かし、

尾骨から腰椎を丸める意識を持ちながら動かすので、

腹直筋の収縮が続き、腕や脚の余計な動きがなくなり、腹直筋に効きます。

 

これを、上体を起こす事と意識してしまうと、どんな方法でも上体を起こせばOKになるので、

腹直筋以外の筋肉が活動して、腹筋トレーニング効果は失われます。

 

感度を高める

この腹筋運動であれば、腰骨一つずつ動かす意識が、効果を得る大きなポイントとなります。

 

そしてこの事を達成するには、腰骨一つずつ動く感覚を感じなくては成り立ちません。

 

腰骨の動きが捉えられなければ、動きの調整が出来ないからです。

 

この感覚の感度を高めるには、腰骨一つずつ丸めていく事に集中して練習をすると、

徐々に感覚が研ぎ澄まされていきます。

 

キツくなって、上手く出来ないと思って、上体を起こそうとしてはダメです。

 

最後まで意識を高めて、腰を丸める事に集中します。

 

そうする事で、少しずつ筋肉に対する感度が引き上がっていきます。

 

トレーニングは、筋肉や関節の動きに対して敏感に感じる感覚があるから、

正しいフォームで行えて効果を得られます。

 

トレーニングを始める前に、

どこの筋肉を鍛える為に、どの関節をどの方向に動かすかを認識するとトレーニング効果に差が生まれますよ。

 

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