身体作りはステップ毎の意識の切り替えが必要 #207

現状把握と目標設定

 

 

腰が痛くてその改善をしたい!

 

腰を気にせずに運動が出来るようになったら、筋肉をもっと付けて体力も高めたい!

 

このような願いを持っていたとしたら、

その願いを叶える為には、一つ一つの問題を解決していってゴールに向かっていくのですが、

 

問題を解決するそのステージ毎のステップがあります。

なので、この場合の身体作りは、

 

○現状

腰が痛くて運動が出来ない。

 

○目標

ビルドアップしてフィジカル能力の高い身体。

 

この把握から、各々を掘り下げて、

 

どんな動きが痛いのか?

 

どのくらい関節可動域があるのか?

 

腰を痛めるような身体の動かし方をしていないか?

 

などを確認して、

 

どこの部位を大きくしたいのか?(引き締めたいのか)

 

どのような状態を体力があると定義しているのか?

 

これらを設定するところから始まります。

 

 

 

身体作りのステップ

 

 

そうすると、各段階としてのステップが作られてきます。

 

1.腰の痛みを取る

1-1.筋緊張の緩和

1-2.他動運動の関節可動域の拡大

1-3.自動運動の関節可動域拡大

1-4.出力が弱い筋肉の強化

1-5.股関節、胸椎-肩甲骨からの始動獲得

1-6.痛みのある動作の可動域拡大

1-7.痛みのある動作での負荷コントロール

 

2.トレーニング

2-1.トレーニングフォーム習得

2-2.ターゲット筋への確実な刺激

2-3.トレーニング負荷の向上

2-4.トレーニングボリュームの向上

2-5.トレーニングバリエーションの多様化

 

各フェーズによってもステップがあり、各々で評価を行って確実にクリアしていく事で、

スムーズにトレーニングが前進していきます。

 

 

 

ステップ毎に意識を切り替える

 

 

このように身体作りには、たくさんのステップが存在していて、

それらを一段ずつ登っていくしかありません。

 

無理に行ってステップを飛ばしてしまうと、結局上手くいかずに逆戻りになる可能性が高いです。

 

腰の痛みがなくなり調子良くなったから、ウェイトトレーニングを正しいフォームを覚えずに行ったりすると、

 

また腰を痛める。

 

など、、、

 

目標に対して、今自分がどのステップにいるのかを認識して、

そのステップのクリアのために行う事を確実に実行する事が、身体作りの早道となります。

 

可動域を拡げるなら、ストレッチを毎日ストレッチ感を感じながら行う。

 

腰を動かす事なく股関節を動かせられるように、コレクティブエクササイズを、動きを意識して行う。

 

トレーニングのフェーズに行ったら、

力強く動く必要が出てきた時には、出力を高めて力を発揮する。

 

など、

 

一つ一つの問題解決の為に行うべき事と意識の持ち方は違ってくるので、

それらに合わせて、やるべき課題を確実に実行していくと、

 

身体作りは適切に進み、

願う身体に確実に近づいていきますよ。

関連記事

  1. 身体作りで結果を出すシンプルなルール #182

  2. これ以上節制出来ないと感じたら方向性を見直してみる #153…

  3. プランクは鎖骨を持ち上げる #703

  4. 腰痛にならない為には全身の柔軟性を高める #654

  5. 腰痛改善のトレーニングは床を強く押す #389

  6. トレーニングで成果を出すには集中力が不可欠 #443

PAGE TOP