鎌倉、由比ガ浜大通りにあるパーソナルジム body in space(ボディインスペース)代表 木島の身体づくりへのこだわりブログ。
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ミッション
「世界をリードし活躍する”カッコ良い”人物への成⻑に貢献する」を掲げ、
スタイルアップを健康に。
をコンセプトに、パーソナルジムbody in space(ボディインスペース)を立ち上げる。
背中が丸くならない美しい姿勢と歩き姿をつくるパーソナルトレーニングで
“美しくしなやかに動くカラダ”へ導き、
一生健康で自分らしく在りたい方達の、ライフパフォーマンスの向上を日々サポートしています。
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ストレッチと筋トレの目的の違い
筋トレにはストレッチを強くかけられる種目があります。
ダンベルフライやプルオーバー、グッドモーニングなどが代表的です。
関節可動域拡大にはとても効果的で、私(木島)も良く使う種目です。
しかし、ストレッチがかかりやすく、その伸び感を意識し過ぎると、怪我の元となって効果を失ってしまいます。
筋トレですからそれなりの負荷が筋肉や関節にかかりますので、注意が必要なのは言うまでもありません。
可動域を拡げる目的で行っていたとしても、ストレッチと筋トレでは狙いが違います。
ストレッチは柔軟性向上を目指していますので、少し痛いくらいまで筋肉を伸ばして、筋節を増やして筋肉の伸長性を高める事を狙います。
筋トレは、筋力向上や筋肥大など、筋肉の強化を目指しますので、狙った筋肉を活動させて神経-筋コントロールや内分泌系を促進する事で、筋機能を向上させていきます。
なので、筋トレの場合は、筋機能向上の結果として関節可動域拡大が得られます。
ですから、ただストレッチ感があれば良い事ではなく、狙いを確実に捉えていかないと効果を得られません。
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オーバーストレッチの害
ストレッチ種目でありがちなのは、ストレッチを強くかけすぎる事です。
力のコントロール下で動作を行わないと、ターゲット筋に効かないばかりか、
必要のない筋肉に負担をかけたり、関節にとって危険な負荷が加わったり、良い事がありません。
オーバーストレッチをしてしまうと、筋肉の力が発揮できないので、筋肉の長さを戻そうと、代償動作と言うフォームの崩れを起こします。
フォームが崩れているという事は、ターゲット筋は働かず、違う筋肉が活動して狙ったトレーニング効果は得られない事になります。
ストレッチは感覚として感じやすいし、ストレッチが強い方がトレーニングをしている気にもなります。
またストレッチしながら負荷に耐えていると、エキセントリック収縮を行っていますから筋肉痛になりやすく、
トレーニング翌日以降の筋肉痛によって、トレーニングを「やった感」が高まり、トレーニング効果があると思い込んでしまいます。
モチベーションが高まるメリットはあれど、怪我のリスクなどのデメリットを考えると、デメリットに軍杯が上がります。
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力をコントロールできる範囲で行う
ストレッチ種目を効果的に行うには、力をコントロール出来る範囲で行う事です。
そのポイントは、
ストレッチをした時に、軽く筋肉の張りを感じるところまでで止める事です。
それ以上伸ばすと力が入らないので、代償動作が起こりやすくなります。
繰り返しトレーニングを行うと、徐々に筋肉の張りを感じるポイントが後ろにズレていくので、関節可動域が拡がっていきます。
しかし、ここでストレッチを優先すると失敗するので、
必ず力がコントロール出来る、力がしっかりと入る範囲で動かすように注意をしてください。
ストレッチ種目は、筋肉の柔軟性も向上し関節可動域が拡がり、姿勢改善にも効果的なエクササイズですが、
自分の力のコントロールが出来る範囲で行う事が、効果を出す大きな分かれ道となりますので、
トレーニングをする時はご注意ください。
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