動かさない事もトレーニングです ♯1

身体の仕組み

 

身体を動かす時、

腕や脚の筋肉が活動するより前に、

お腹のインナーマッスルが

先に反応するそうです。

すなわち、

身体を動かすには、

まず動かないように安定させる事。

が身体の仕組み。

 

これは、

何となく分かる事です。

ペンで字を書いたり、

パソコンでタイピングや

マウスを操作するような

細かな作業をする時、

指や手の精密な動きをするには、

肩甲骨や肩が動かないように

安定させないと、

腕がグラグラして

作業する事が出来ないはずです。

(なので、

デスクワークは

肩コリになりやすいんですね。)

 

 

トレーニングへの応用

 

トレーニングでも同じで、

基本的には、

身体の中心、

背骨を動かさないように力を入れてから、

腕や脚を動かします。

そうしないと、

そもそも腕や脚に力が入らないし、

メインで鍛えたい筋肉(主動筋)が

動かす関節の動きや位置が変わるので、

力の方向とモーメントアームが安定せず、

非効率的なトレーニングとなります。

 

 

やっぱりフォーム優先

 

効率的にトレーニングをするには、

動かす前に、

動かさない部分を決めて

そこが1mmも動かない意識で

安定させるようにすると、

フォームがキレイになり、

ただ筋肉を鍛えるだけでなく、

姿勢改善にもつながります。

トレーニングをする時は、

やはり、

フォームを正しくキレイに行う事を

優先して行うと、

思ったようなトレーニング効果が

表れてきますよ。

関連記事

  1. 胸椎伸展力が腰を守る #582

  2. 背中のトレーニングで肩が痛いなら腕でなく肩甲骨で引く #71…

  3. 腰痛改善に背中を緩めていますか? #436

  4. 体幹は股関節と連動させないと機能的に鍛えられない #437

  5. 腰痛を起こさずに腹筋を鍛える方法 #435

  6. 腰痛を起こさないスクワットの方法 #434

PAGE TOP