トレーニングを最大可動域で行う利点 #22

お得にトレーニングをしよう

 

トレーニングで筋肉を鍛えるなら、メインで鍛えたい筋肉(主動筋)が関わる関節の最大可動域で行う事が有効です。

 

可動域いっぱいに動かす方が、身体が硬くならずに筋肉が付いたり、筋力が高まったり、トレーニング効果を大きく得やすい事が分かっています。

 

小さい範囲でトレーニングすると、その動かした角度でしか筋力が高まらないので、

トレーニングによってケガをしない身体を作ったり、身体がより楽に動かせて日常のパフォーマンスを高める事は難しくなるはずです。

 

また、関節を小さくしか動かさないので、関節可動域が狭まり、姿勢が崩れる可能性も考えられます。

 

健康でキレイに機能的に身体を作るなら、

可動域、筋肥大、筋力、バランス力、関節安定性

を同時に得られる最大可動域でトレーニングする事をオススメします。

 

 

自分の最大可動域で行う

 

では、

「最大可動域で行いましょう」

 

と言っても

 

「それはどのくらいの範囲なの?」

と気になるところだと思います。

 

この最大可動域と言うのは、

教科書に書いてある範囲や、身体の柔らかい方と比べるものではなく、

 

「自分の今現在」の最大可動域で行うと言う事です。

 

自分の最大可動域の探し方は、代償動作(フォームを崩す動き)の出ないギリギリの位置を見極めるのですが、

 

例えば、

ワイドスクワット(股割りするようなスクワット)であれば、

しゃがんだ時に、骨盤が後ろに傾かないギリギリの位置ですが、それは、軽く内腿にストレッチを感じるところです。

 

ストレッチを強くし過ぎると、フォームが崩れる可能性があります。

 

どの種目でも、主動筋が軽くストレッチを感じるポジションを探すと上手くいくと思います。

 

 

姿勢が整う

 

最大可動域の姿勢と言うのは、関節を安定させられるギリギリの位置です。

 

その体勢が苦しいポジションで姿勢を保つ事で関節周りの筋肉が鍛えられ、安定性が高まっていきます。

 

また、可動域いっぱいに使ってストレッチをしていきますから、可動域が拡がり関節の動く余裕が生まれるので、良姿勢を保つ事が楽になってくるはずです。

 

最大可動域でトレーニングをする事によって、

筋機能が高まり、姿勢が整う

効果が期待出来ます。

 

トレーニングは、

キレイで正しいフォームで最大可動域で行うと得られる効果がたくさんありますよ。

関連記事

  1. オーバーヘッドプレスで反り腰改善 #656

  2. 猫背改善にトレーニングより大事な事 #569

  3. 腰痛でも出来る腕立て伏せの方法 #710

  4. 3軸歩行でヒップアップ #696

  5. 姿勢作りはバランスを整える事から始める #24

  6. 姿勢つくりは正しい動きを身体に馴染ませる #412

PAGE TOP