変えたいなら路線を変えるか特急に乗り換える #279

延長線上にいても変わらない

 

食事やトレーニングを頑張っているのに身体が変わらない、、、

 

ストレッチや筋膜リリースをしているのに、身体が柔らかくならない、、、

 

このような場合、

 

なぜ変わらないか考えられる理由として、

 

それらの活動は自分の日常だから。

が挙げられます。

 

頑張って筋肉痛が出るほどトレーニングしたり、糖質や脂質を制限して食事を見直したとしても、

その頻度が低ければ(週1.2回)、1週間単位で見るとトータルとして、いつもの日常と変わらない事になります。

 

また、トレーニングメニューや食事制限の仕方が一緒だと、その刺激に身体は慣れているので、反応は低くなります。

いつもの延長線上にいては、身体が変わる確率は低いままです。

 

 

負荷を上げる

ではどうすれば、身体が変わっていくのか?

 

日常以上の負荷を加え続ける事です。

 

トレーニングの原理に、

 

過負荷の原理

 

がありますが、

 

日常生活以上の負荷を過負荷としています。

 

逆に言うと、日常のままでは身体は変わらないという事を示しています。

 

単純な例では、

 

スクワットを10kgで行っていて、この負荷がずっと何ヶ月も何年も変えていないなら、

これは日常です。

(意識の仕方や筋肉を使っている時間など他の要素もありますが単純な例です)

 

トレーニングになっていません。

 

これを、トレーニングと思って週1〜2回する程度では、身体に今以上の変化は起きないはずです。

 

ウェイトを10kgを超える重さにしないと、過負荷になりません。

 

各駅停車に乗っていれば60分かかるのを、特急に乗り換えれば40分で着くのなら、

20分早く到着する効果を得られます。

 

トレーニングも同じで、スピード(負荷)を上げないと、より大きな効果は得られません。

 

 

種類を増やす

また、負荷はウェイトだけではないです。

 

種類を変える事も有効で、同じ部位を鍛えるとしても、種目を変えてみるとまた違った刺激が加わります。

 

胸なら、ベンチプレスをダンベルフライ。

 

背中なら、ラットプルダウンをローイング。

 

のように、

 

種目を変える事で負荷は変わります。

 

種目を変えるだけでなく、負荷の種類を変えても良いです。

 

バーベルをダンベル。

 

両手を片手。

 

難易度という負荷を変えてみるのも有効です。

 

このように、いつも同じ路線に乗るのではなく、

目的地に着くのなら、いつもと別の路線に乗ってみると、

 

風景が変わって、意識するところが変化するので、集中してトレーニングが出来るのも効果を出すのに繋がります。

 

身体つくりは、常に過負荷を身体に与えないと変化を起こしませんので、

様々な種類の負荷にチャレンジすると、効果を感じやすくなりますよ。

 

関連記事

  1. トレーニングは集中力で決まる #121

  2. これ以上節制出来ないと感じたら方向性を見直してみる #153…

  3. 腰痛には腿の外側をリリースする #645

  4. 腰痛改善にはキレイな姿勢を意識してバランス力を鍛える #74…

  5. キツイい事をするだけがトレーニングではない #409

  6. 新型栄養失調を放置しない #584

PAGE TOP