姿勢つくりは肩甲骨を下げる #281

首を長くする

 

姿勢をキレイにしたくて、背中のトレーニングをしたり、体幹トレーニングを試したことがある方も多いと思います。

 

では、その時に何を意識されているでしょうか?

 

姿勢をキレイにしたい場合、

背筋を伸ばしその状態を保てる事を目指すと思います。

 

そうする為には、首は長く伸びた状態を意識してトレーニングをする事が重要だと考えています。

首を伸ばすには、肩甲骨が下がり後傾する事が必要です。

 

なので、背中のトレーニングでは肩を下げ、首を長くした姿勢を保ちながら腕を動かす事が大切です。

 

また、アゴを軽く引いておく事も大事です。

 

 

背中を伸ばす

他にも、背中を伸ばす意識も重要です。

 

これは、姿勢改善を狙ってトレーニングしているなら、誰もが意識していると思いますが、

 

はたして、トレーニング中に背中はちゃんと伸びているでしょうか?

 

背中を伸ばすには、これまた、肩甲骨を下げる事が必要です。

 

寄せるのではなく下げるです。

 

肩甲骨を寄せ切ると、頭方向に上がるので首を縮めてしまい、背中は丸まります。

 

適度に寄せる事が大事なので、その為に肩甲骨を下げるようにすると胸椎が伸びて、肩甲骨は内側に自然と引き寄せられます。

 

 

体幹に力が入る

肩甲骨を下げる事で、背筋が伸びた姿勢を作る事が出来ますが、

 

次は、その姿勢をどのようにしてキープするかです。

 

姿勢保持の為には、体幹が適切に働き重心位置を安定させる事が大切です。

 

体幹を働かせるには、腹圧が抜けないように姿勢をコントロールするのですが、

 

ここでも、肩甲骨を下げておく事が重要となります。

 

肩甲骨を下げる事で、適度に胸椎が伸びて脊柱の湾曲が適正化します。

 

そうなると、腰の過伸展が抑えられ、肋骨と骨盤の角度が最適化されて、

横隔膜と骨盤底筋群が正対するポジションとなり、腹圧が入りやすくなります。

 

実際に、アゴを引いて肩甲骨を下げるように動かして背中のトレーニングをすると、

勝手にお腹に力が入る事が分かると思います。

 

姿勢つくりでトレーニングをするなら、

肩甲骨を下げる事を意識してみる事をオススメします。

 

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