身体つくりは将来と連動させると価値が高まる #297

短期目標だけで良いの?

 

トレーニングをする目的として、

 

ダイエット、シェイプアップ、体力増進、パフォーマンスアップ(スポーツ、日常生活動作、仕事)、体調管理、ストレス解消、

 

などが挙げられますが、

 

この目的に対する目標は、

 

体重を○kg減らす。

体脂肪率を○○%にする。

スクワットで○○kg挙げる。

 

このような数値を目標に掲げると思います。

もちろん、これらの数値目標は必要で設定するべきですが、

 

この目標を達成すれば、身体つくりは終わりでしょうか?

 

トレーニングや食事の管理を止めれば、目標を達成したとしても、坂道を転がるように元の身体に戻ります。

(下手すると元より悪い状態になるかも)

 

目標は、短期だけではなく、中期、長期の設定を行い、

 

理想の身体でいる自分を見据えておくと、モチベーションも保ち続けられて、

 

身体つくりが生活の一部になっていきます。

 

 

どんな自分でいたいのか?

体型と健康の問題は生きている限り、常に並走するように起こります。

 

少し食べ過ぎれば体重は増えるし、運動をサボれば体力低下を感じます。

 

なので、身体つくりの意識が薄まると、一気に身体はマイナス方向に変わっていきます。

 

そうならないようにするには、身体つくりを続けるしかないのですが、

闇雲にトレーニングをしても続かないので、自分に最適化したトレーニングの内容を決める必要があります。

 

その為には、どんな自分で在りたいのか?

 

を思い描く事で、内容を作る事が出来ます。

 

逆に決められなければ、トレーニングの内容が目標に沿わず、頑張っているのに理想の自分から外れて行ってしまう可能性もあります

 

 

人生の最期をイメージする

とはいえ、自分の理想をすぐに思い浮かべられない場合は、

人生を逆算してみると良いと思います。

 

人生の最期の日に自分は、どんな身体の状態でいたいのか?

 

病気で闘病した末に病院のベッドにいる。

 

とは考えたくないはずです。

 

自分の足で立ち歩き、身体の不自由なく体調も快適で元気に過ごしている。

 

こんな状態で在りたいと思うのは、私だけでしょうか?

 

更に言えば、

 

姿勢は真っ直ぐにキレイに保たれ、歩幅も大きくスマートに速く歩けて、筋肉もしっかりありつつ体脂肪は適度についている。

歯もあり視力も十分で、肌や髪、爪も張りがある。

食べたい物も食べれて、お酒も飲め食事を楽しんでおり、運動も張り切って出来ている。

はっきり喋れて会話も楽しく、仕事もバリバリやりがいを持って出来ている。

 

こんな自分でいるには、どんな身体つくりをすれば良いのか?

 

このようにどんな自分で在りたいのかを設定すると、答えはすぐに見つかります。

 

自分の身体とは一生の付き合いですから、身体つくりに終わりはありません。

 

生涯に渡って身体つくりを考えると、今の頑張りのリターンが大きく返ってくるはずですよ。

 

関連記事

  1. トレーニングを日常生活に活かす #124

  2. 腰痛がなくなってからがトレーニングのスタート #451

  3. トレーニングを日常生活に活かす方法 #226

  4. 下に力を加えるから上に身体が持ち上がる #325

  5. 学ぶ意欲と環境が身体を変える #120

  6. トレーニングは見た目を重視するべき理由 #256

PAGE TOP