キレイな身体をつくるには身体をスムーズに動かす #308

キレイな動きがキレイな身体をつくる

 

身体のスタイルアップと機能性は、比例関係にあると考えています。

 

ダンサーやアスリートがそれを体現していて、1つの答えだと思います。

 

キレイな身体になるにはキレイな姿勢をつくる事が含まれ、その次に、筋肉や脂肪の量を肉付けしていきます。

 

良姿勢になるには、関節可動域が広い様々な肢位を取る事が容易な状態にして、

どの姿勢であっても、身体を動かす為の支点を作る安定性を高める必要があります。

キレイな姿勢が作れる関節可動域と安定性があれば、日常動作やトレーニングでも、身体に抵抗がなくスムーズに動く事が出来て、

しなやかでキレイな動きになります。

 

逆を言うと、キレイな動きが出来れば、キレイな姿勢、並びに、キレイな身体がつくれます。

 

可動性と安定性

関節可動域と安定性は、独立したものではなく、連動して機能させる能力です。

 

各関節の関節可動域が広がったとしても、それだけで身体が思い通りに動くわけではありません。

 

身体の支点を作る安定性と前述しましたが、その支点と言うのは、

例えば、股関節を動かす為に、グラグラ動かないように骨盤を安定させてから、腿を上げたり伸ばしたりする時の、骨盤の安定です。

 

関節を動かす為には、動かない関節と動く関節が絡んで作用しないといけません。

 

お尻をトレーニングしたくても、腰と骨盤がグラグラしていたら股関節が使えず、代わりに膝を使ってしまって、

腿だけが鍛えられてしまう事になってしまいます。

 

そうならない為には、腰と骨盤を安定させる能力が必要となります。

 

その安定性があった上で、大きく関節を動かす事が出来れば、

動きがダイナミックでスムーズになり、トレーニングでは負荷が高まり、より効果的なトレーニングが可能となります。

 

動かさない事の意識が重要

このように、キレイな動きの為には安定性が必要で、

力を入れやすくする為に動かない関節をその都度作る事が重要です。

 

その為には、動かさないように力を入れて、動かない関節を成り立たせます。

 

関節は動く方向と範囲がありますので、全く動かない事はないですから、

筋肉でコントロールして支点を作ります。

 

ですが、何も考えないて身体を動かしても上手く支点を作る事は難しいので、

動かさない方向を決めて、その方向に動かさないように意識をして関節の動きをコントロールする事で支点が得られ、

 

身体は安定して力強く力を発揮する事が出来ます。

 

可動性と安定性を意識しながら、動きの美しさをイメージしてトレーニングを行うと、

自然と身体もキレイに変わっていきますよ。

 

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