バックブリッジで股関節で立つ準備をする #311

脚が真っ直ぐ伸びた姿勢を作る

 

股関節の動きが小さいまま歩くと、膝が曲がってお尻を後ろに突き出した歩幅の狭い歩き姿になってしまいます。

 

見た目も悪いし、膝・足首・腰への負担も強まり、痛める可能性も起こります。

 

こういった場合、股関節を伸ばす範囲が狭く、片脚で身体を支える事が出来なくなっています。

 

体重が股関節や腰に乗るといった感覚がないまま歩いているので、

お尻や腿裏の筋肉が機能せず、股関節の力が弱まり、股関節が折れ曲がり背中が丸まった姿勢になってしまいます。

その機能不全になっている股関節の筋肉を呼び起こす為に有効なのが、バックブリッジ(スパインブリッジ)です。

 

腰を反らない

このバックブリッジですが、ヒップリフトでお尻を持ち上げたトップポジションをキープする形をとります。

 

この場合、思い切り骨盤を持ち上げて、腰を反って身体を支えるようにするケースが多いのですが、

これでは、お尻ではなく腰の筋肉でポジションをキープする事になるので、

 

股関節のトレーニングにならないし、腰も痛めます。

 

腰は反らずに、気持ち低いポジションでお尻を締めて、お腹に軽く力が入る、もしくはお腹が凹む高さを探ります。

 

ポジションを見つけたら、お尻の力は抜かずに踵で床を押してブリッジを保ちます。

 

そうすると、お尻と腿裏、お腹の力ででポジションをキープしている感覚が得られると思います。

 

股関節を持ち上げる

骨盤を持ち上げたポジションを保つのですが、この時に骨盤を持ち上げようとすると、

どんどん腰が反ってきてしまうので、

 

股関節を持ち上げるイメージで行うと上手くいきます。

 

このバックブリッジはお尻の力で姿勢を保つ事をメインで行いますので、

お尻が収縮すれば骨盤は後傾して、連動するように腹筋が活動してコアにもスイッチが入ります。

 

そのお尻の筋肉は、骨盤から大腿骨の付け根に付くので、

お尻の付け根、もしくは脚の付け根を持ち上げるようにすると、

 

それが股関節を持ち上げる事となって、お尻が活動してくれます。

 

股関節をしっかり機能させてバックブリッジを行えば、

お尻の力が入った立ち方の準備が出来ますので、

 

キレイな姿勢、キレイな歩き姿に繋がっていきますよ。

 

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