理想は1つに決めないで移り変わらせる #317

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にて活動しております

 

ストレッチ×体幹トレで

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

高い目標の心理的ストレス

 

身体つくりを始める時は、はっきりとしたものでなく漠然とでも、

こうなりたいといった理想像を頭に浮かべていると思います。

 

多くの場合は、痩せ型かそれに近いくらいのスリムな体型を目指したいとおっしゃられます。

 

たとえ、〇〇kgまで落としたいと希望されていても、少し突っ込んで質問すると、本心はもっと落としたいとなります。

 

160cmの方が60kgがベストです!

 

という方に出会った事がありません。

 

160cmであれば、体調面が問題なければ50kgを切りたいと思っている方は多いと感じます。

 

しかし、痩せ型の体重にするにはそれ相応の努力が必要で、更にその体重をキープするには相当な努力と、

それを通り越した、その体重の生活を習慣化出来ないと、ストレスが大き過ぎてリバウンドをするでしょう。

 

ダイエットに限らず、これは、筋肉量の維持も同様です。

 

一度ついた筋肉は、何もしなくてもそのままの量を保ってくれる事はなく、

保つ為にはトレーニングを続けるしかありません。

 

柔軟性に関しても同じです。

 

価値観の変化

理想や目標を高く設定する事は大事ですが、目標を立てたら期限を設ける事も重要です。

 

もし期限内に目標を達成出来なければ、出来ない理由はあって改善しなくてはいけませんが、

すぐに次の目標を立てて次に進みましょう。

 

その時は、ハードルを下げるか方向性を変える事がおススメです。

 

1ヶ月で2kg落としたかったのが達成できなければ、

1ヶ月で1kgか0.5kgに変更します。

 

もしくは、柔軟性に切り替えて、前屈で床に指がつかなければ、つくようにする事を目標に置き換える。

 

このように、目標を変えて達成出来るレベルに設定を組み換えると、モチベーションが保ちやすくなります。

 

そのように続けていると、当初の理想が現状に合わなくなってくる事があります。

 

妥協ではなく、魅力を感じなくなっている感覚です。

 

生活をして時間が経っていくと、自分が受け取る情報量と種類が変わっていきます。

 

それに伴い、自分の価値観も変わっていく事があるはずです。

 

そんな時は、昔に立てた理想は捨てて、今の自分が魅力を感じる、理想の自分を再設定する事が必要と思います。

 

続ける為に

人が自分の身体を取り替える事が出来ない以上、健康を保つには身体つくりを一生続けるしかありません。

 

年齢を重ねるごとに、個人差はあれど、老化は起こります。

 

80歳で20歳の見た目と機能を保つ事は現状、不可能と言えるでしょう。

 

この事からも、理想像が常に一定であり続けるには無理があるので、

一定期間毎に理想や目標は移り変わっていく事もあると認識していると、

 

自分の身体に対して可能性を感じ続ける事が出来て、

身体つくりにより一層力が入るのではないでしょうか。

 

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