トレーニングは姿勢から意識する #320

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にて活動しております

 

ストレッチ×体幹トレで

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く

〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

意識しないと癖が出る

 

自分の身体の動きは無意識だと、自分の得意で動かしやすい、力の入りやすい(現時点で)動き方を選択してしまいます。

 

それが今の自分にとっては効率的な動きなので、脳がその動作パターンを優先して選びます。

 

その動きが、目的や目標に向かう適切なものであれば問題ないのですが、

フォームが間違っていて、怪我の可能性を含んだり、目的目標からズレているなら、

 

すぐにでも修正をする必要があります。

 

動かす前に姿勢を作る

間違ったフォームになる原因と考えられるのは、

パフォーマンスに意識が向きすぎるからと思います。

 

ここでいうパフォーマンスは、持ち上げる重さや回数というタスクのクリアです。

 

脳はタスク志向で、何としてでも結果を出そうと頑張ります。

 

プロセスは無視します。

 

この時に、成功確率の高い現時点で得意な動きを、将来の不利益が起こる間違ったフォームであろうと、優先して選択してしまうのです。

 

これを阻止するには、正しいフォームを意識して身体を動かすしかありません。

 

その時に大事なのが姿勢です。

 

例えば、ラットプルダウンを行う時、バーを下方向に引くのですが、肘を曲げて腕を動かす事を優先せずに、

身体の中心である、頭から脊柱、骨盤までを真っ直ぐに保ち、安定した姿勢でいる事を意識すると、

 

脊柱周りと、肩甲骨の下にある下背部の筋肉が働いて、ラットプルダウンとしての背中のトレーニング効果が得られます。

 

体幹が安定するからキレイに動ける

身体をキレイにスムーズに動かす為には、支点が安定している事が不可欠です。

 

関節がテコの原理で動いている以上、どうしようもない事実です。

 

ですから、先程のラットプルダウンであれば、動いている関節は胸椎・肩甲胸郭・肩・肘です。

 

そして、これらが”順番”に「動く」と「安定させる」働きを担います。

 

胸椎が伸展してそのポジションをロックして、肩甲骨が下制してロック、上腕骨が内転に動いて肩がロック、そして肘が曲がってくる。

 

運動を連鎖させて身体を動かします。

 

その中心には、腰痛-骨盤を動かさないように体幹を働かせて安定させるから、胸椎が確実に伸展方向に動けます。

 

姿勢を意識して体幹を働かせる事で、動作はキレイで効果的になりますから、

トレーニングをる時は、パフォーマンスではなく、姿勢をまず先に考えてみると、

 

正しいフォームでトレーニングが出来ますよ。

 

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