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効果を出す為のステップ
トレーニングで効果を得ようとした場合、必要不可欠、避けられない問題が時間です。
身体を変えるにはトレーニングを続けて、身体の反応を確かめながら、根気よくコツコツ鍛える必要があります。
止めるとすぐに元に戻ってしまいますから、トレーニングの継続の原則には抗えません。
(これも身体の順応です)
なので、今までとは違う筋肉の大きさ、柔軟性、筋力、バランス力や協調性、敏捷性などの体力を高めて、体型変化をさせるには、トレーニングに対する身体の適応を待たなくてはいけません。
そして、身体作りを戦略的に進めて成功確率の高い方法で行うにはトレーニングのステップを一つずつ踏む事が大事です。
そのステップは、
1.目的と動機の明確化
2.目標設定(数値、状態、期間)
3.トレーニング種目を知る(やり方、狙いと効果)
4.フォーム習得
5.トレーニングプログラム遂行
6.強度アップ
7.進行度チェック
8.トレーニングプログラムアップデート
9.4〜6を繰り返す
この流れでトレーニングを進める事が、目的・目標達成の為の早道と考えています。
自分を育てる
でも、上記ステップがスムーズに進むとは限りません。
目的と動機の明確化と言っても、これこそ1番難しいので、第一ステップで躓く可能性もあります。
ここは深く掘り下げた方が、長期的にトレーニングを続けられたり、効果の持続性が高まったりするので、
必ずキチンと自分と向き合って確認するべきですが、
身体を変えるには行動しないと何も起きないので、大雑把な方向を決めたらOKとしています。
トレーニングを始めてから挫折しそうになるポイントが4〜6です。
ここをあやふやにしてしまうと、フォーム習得出来ていないのに、強度アップして効果の頭打ちやケガをしてトレーニングが中断したりする事があります。
なので、ここでしっかりとトレーニングスキルのレベルを上げていかなくてはなりません。
根気よく経験値を積んで、スキルを上げ、身体の操作性を高めて、身体強度を強くしていきます。
焦らずゆっくりと、ステップ通りフォーム習得を優先して進めると後々トレーニング進行度が早まります。
レベルの確認
フォームをキレイに1レップス毎丁寧にトレーニングを行なっていくと、だんだん扱う重さが上がったり、出来る回数やセット数が増えていきます。
その時に自分のレベルの確認が大事になります。
ここで調子に乗って、出来ると思って重さを上げすぎたりすると必ずフォームが崩れて、負荷が増えている分ケガをしやすくなります。
そうならないように、重さを扱えない回数になったらセットを終える選択をする勇気が重要で、
このあと1回出来ないところが自分のレベルです。
このレベルを知る事で、適切な負荷設定が出来てトレーニングの進行が無理なく行う事が可能となります。
このレベルを1つずつ上げていくようにコツコツ一定のペースでトレーニングを続けると、
数ヶ月後に必ず身体の変化に気付きます。
ここが大きな分岐点となりますので、変化が出るまでやり抜く事がトレーニングを成功させる重要項目です。
身体は絶対に嘘をつきませんので、
自分の身体を育てるように、じっくりと焦らずトレーニングを楽しむと、願う身体に近づいていきますよ。