体幹を使って軸を安定させるには重心位置を上げて立つ #497

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

—————————–

ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

安定させる条件

片脚立ちをするとフラフラと不安定で立っていられないという方も、いらっしゃると思います。

 

様々な原因があるはずですが、体幹に力が入っていないケースは良くあります。

 

そのような場合、皆さん「体幹が弱い」とおっしゃいます。

 

それでは、どのようにすれば、体幹が強くなるか?

 

そのヒントをお伝えします。

 

その前に、身体を安定させる条件があるので、そちらの話をします。

 

身体(物体)を安定させる条件は、

 

・重い

・支持基底面が広い

・重心位置が低い

 

この3つです。

 

お相撲さんをイメージすると分かりやすいと思います。

 

相撲は相手を倒すか、土俵から押し出す競技ですから、

体重を増やして、足を広げて、腰を落として踏ん張ります。

 

四股はまさにそれを体現しています。

 

どれだけ安定していられるかが重要な要素でしょう。

 

不安定の中の安定

しかし、普通の人はそのような状況には身を置きません。

 

逆に、体重を減らして身体をスリムにして、背筋を伸ばしてキレイな姿勢にしたいわけです。

 

その状況は、安定ではなく不安定です。

 

そうです。

 

普通の生活は、不安定なものなのです。

 

人間は2足歩行ですので、常に片脚立ちをしていて、止まっていても2本の脚ですから、

支持基底面が狭く、とても不安定な状態で身体を動かしています。

 

なので、不安定な中で安定性を見つけて、それを高めていく事が大切です。

 

その為に、体幹力が必要となります。

 

体幹のスイッチを入れる

では、体幹を強くする方法ですが、

膝と背筋を伸ばして重心位置を上げる事です。

 

 

重心位置を上げれば不安定になるのでは?

 

と前述の説明を読めばそう思うはずです。

 

しかし、物と違って人間は筋肉があります。

 

この筋肉で骨を適切な位置にコントロールして、姿勢を安定させられます。

 

その時に膝と背筋を伸ばしておくと、膝周りの筋肉とお尻の筋肉が連動して収縮するので、膝と骨盤を安定させます。

 

そして、背筋が伸びて胸郭の位置が骨盤の真上に乗っかると、

腹筋に力が入り、骨盤と胸郭のポジションを安定させます。

 

そうなると、その上の頭が支持基底面上に収まるので、バランスが良くなります。

 

筋肉の作用を使うと、本来はバランスが悪くなるはずの状態が、

バランスが高まる方向に向かっていきます。

 

この体幹の筋肉のスイッチを入れるのが、膝と背筋を伸ばす事。

 

重心位置を高くする事です。

 

これは、両脚でも片脚でも同様です。

(電車内で立っている時などの強い外力が働く場合は、腰を落として重心位置を下げないといけませんので注意してください)

 

そうすると、姿勢もキレイになり、歩き姿もしなやかに変わります。

 

体幹を使って身体の軸を安定させるには、重心位置を高めると、

自然と体幹の筋肉のスイッチが入ってバランス力が高まりますよ。

 

それでは、また明日!

 

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