片足バランスを向上させるシンプルな方法 #517

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

—————————–

ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

バランスの取り方

歳を取ると衰える機能の1つにバランス能力があります。

 

足裏の機能低下による接地面積の減少で、身体の位置を教えてくれる足裏のセンサーが働かなくなり、

バランスを取る事が難しくなってしまいます。

 

ですから、何もしなければ、片足で立っていられなくなるので、

歩幅は狭くなって歩くスピードは遅くなり、

バランスを取る為に重心を下げたくなるので、膝や腰は曲がっていきます。

 

このような、膝が曲がり背中が丸まった姿勢にならないようにするには、

バランスの取り方の仕組みを知っておく事が大切です。

 

そのバランスの取り方は、

足裏の上に重心を位置させる事。

 

これが片足バランスの原理です。

 

力のベクトル

支持基底面という、物体が地面と設置している面積、

もしくは、接地している複数の面を囲んだ範囲内に、

重心を位置させておくと、物体は安定します。

 

ですが、人間の場合、立っていれば重心位置が常に揺れ動いているので、

支持基底面内に重心を保つ事が難しく、

特に、片足立ちでは難易度が相当に高まります。

 

支持基底面内に重心を留めておくには、重心の揺れ幅を最小にする必要があります。

 

では、どのようにするかと言うと、

力のベクトルを真下に向ける事。

 

足裏を通して真下方向に荷重を強める事で、強い真上の反力をもらえば、

左右前後に重心が動く事を抑制できるので、バランス良く立っていられます。

 

バランス向上するスクワット

そのバランス力向上に効果的なトレーニングが、

スプリットスクワットです。

 

これは、足を前後に開いたスタンスのスクワットです。

 

後ろ足の踵を上げて爪先立ちにして、前足の足裏にしっかり荷重した状態でスクワットをするのですが、

前足の踵全体に荷重し続ける事を意識してスクワットをすると、

前足に体重が乗る感覚が分かってきます。

 

それは、片足で立つ事と似た感覚ですから、

このスプリットスクワットで、片足の荷重感覚をトレーニングしていく事で、

片足バランスが向上していきます。

 

もし片足立ちに不安があれば、スプリットスクワットにチャレンジしてみる事をおすすめします。

 

それでは、また明日!

 

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