内側から身体を引き締めるには筋肉ではなく動きを意識する #537

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

筋肉の仕事

トレーニングをして身体を引き締めたい。

 

だけど、外側の筋肉が張ってゴツゴツした身体にはなりたくないので、

内側から身体が引き締まるような、体幹が強くて姿勢が良い身体にしたい。

 

このように思うなら、筋肉から意識するトレーニングの仕方は、合っていないと考えています。

 

“どのように身体を動かすか”を意識する事が、重要だと思っています。

 

筋肉の仕事は、付着している骨を引っ張って関節を動かす事です。

 

なので、一つ一つの筋肉は各々の関わる関節を動かせば仕事をした事になり、

動作のプロセスは担当が別です。

 

動作をどのように完遂させるかは、脳-神経の役割で、

その命令に従って筋肉は働きます。

 

割合の違い

 

日常の歩くという動作にしても、歩き方は人それぞれです。

 

目的地に辿り着けば、歩く目的は達成しているので、

歩き方についての条件がなければ、どんな歩き方でも脳はOKとします。

 

ですが、関節や結合組織に対してストレスの偏りのある歩き方であれば、

将来、膝や腰などを痛めてしまったり、

 

筋肉の使う割合は動かし方によって変わるので、

歩き方で筋肉のつき方、姿勢は変わってしまいます。

 

ですから、いくらトレーニングが上手く出来ていても、

普段の歩き方が良くなければ、トレーニング効果を下げてしまう可能性があります。

 

どこを動かすべきか決める

トレーニングにおいて、例えば、ロールアップのような上体を起こす腹筋運動の場合、

上体起こしをすれば、腹筋も活動します。

 

しかし、腹筋にどれだけの負荷が入るかは、動かし方次第です。

 

腹筋だけを意識して腹筋に力が入っていれば、腹筋は鍛えられますが、

他の筋肉の活動状況はどうでしょうか?

 

身体を倒す時に腰椎が伸びれば、腰の筋肉や股関節前面の筋肉は緊張して、

腹筋終了後、反り腰の出来上がりです。

 

この姿勢では、腹筋の活動はしにくく、内側ではなく外側の筋肉がメインで身体を支える事になります。

 

動きを意識したロールアップでは、

 

尾骨、仙骨、腰椎1、2、3、4、5番の順に骨を一個づつ下ろしていき、

腰椎5、4、3、2、1、仙骨、尾骨の順に起こしていきます。

 

そうすると、腹筋は常に活動して、腰の緊張は起きません。

 

腹筋機能を正常化する事で、肋骨と骨盤の位置関係を正し、

日常で腹筋が姿勢維持に活動しやすくなり、美姿勢の助けになります。

 

トレーニングで筋肉の効く感覚を得るのは、正しい動作をした先の話です。

 

内側から引き締まった身体を作るなら、動きを先に意識する事をオススメします。

 

それでは、また明日!

 

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