やる気は気持ちの問題ではなく栄養の問題 #579

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

—————————–

ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

身体は栄養素で出来ている

やらなきゃいけないけど、やる気が出ない。

 

疲労が抜けなくてやる気が起きない。

 

気持ちが乗らなくて物事への取り組み意欲が湧かないのは、

自分の気持ちの問題でしょうか?

 

心理的な問題もあるでしょうが、その思考を働かせるメカニズムがちゃんと起動されているでしょうか?

 

疲れが取れないのは睡眠不足など、生活習慣の乱れはあるにしても、

動く為のエネルギーが作られているのでしょうか?

 

これら全て、栄養素によって動いています。

 

身体は、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、

これら栄養素によって出来ていて、機能していますから、

栄養の出入りのバランスが崩れれば、身体は機能低下する事は想像出来ると思います。

 

エネルギーを作れている?

身体を動かす為にはエネルギーが入ります。

 

このエネルギーの最小単位がATPですが、ATPを作る代謝経路が3つあり、

クレアチンリン酸系、解糖系、酸化系の3つです。

 

その中でもたくさんATPを作り出すのが酸化系で、クエン酸回路から電子伝達系によってATPを量産しますが、

これは、細胞内のミトコンドリア内で行われます。

 

このミトコンドリアが機能低下してしまえば、エネルギーは作られなくなってしまいますので、

疲労を感じている時は、ミトコンドリアが上手く働いていない可能性があります。

 

では、クエン酸回路を回すには何が必要かと言うと、

ビタミンB群、マグネシウムは必須です。

 

電子伝達系においては、コエンザイムQ10、ナイアシン、ビタミンB2、鉄、が必要です。

 

これらは、ストレスを受けたり、運動をしたり、お酒を飲んだり、

身体が酷使されると必要量が増すので、出て行った分を補えていなければ不足しているはずです。

 

ですから、疲れているから寝れば全て解決するわけではないし、

栄養が足りていなければ、運動をすれば逆に疲れが酷くなることもあります。

 

脳内も栄養を考える

やる気が出ない。

 

この問題においても栄養は関わります。

 

ホルモンも栄養素で作られていますし、酵素も同様です。

 

やる気といえばドーパミンですが、何か楽しい事をしている時、美味しいものを食べている時、好きな人と一緒にいる時、

など、

楽しい事をしている、考えている時は、ドーパミンが分泌されています。

 

ドーパミンはフェニルアラニンというアミノ酸から作られますので、

タンパク質が不足していればドーパミンが上手く作られません。

 

また、ドーパミンのような脳内伝達物質はバランスが重要なので、どれかが過剰な状態も良くありません。

 

ドーパミンはノルアドレナリン、アドレナリンと代謝されますが、

その過程には、銅、ビタミンB12、葉酸、マグネシウムなどが必要です。

 

これらが足りなければ、やる気が起きないだけでなく、イライラしたり、不安感が増したりしてしまい、

メンタルに支障をきたしてしまいかねません。

 

やる気が起きず行動できないのは、気持ちの問題ではなく、栄養の問題かも知れませんから、

栄養素たっぷりのバランスのとれた食事が出来ているかを、

チェックしてみてください。

 

それでは、また明日!

 

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