腰痛を改善したいなら良い姿勢を意識してはダメ #607

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

良い姿勢の弊害

腰痛で姿勢も悪いから、腰痛の原因が姿勢と思って、

良い姿勢を普段から意識しようとされているならば、それはやめましょう。

 

姿勢と痛みの因果関係はないとされていますので、間接的な影響はあったとしても、

腰痛改善に姿勢改善を優先させる必要はないでしょう。

 

良い姿勢を意識する事で、より腰部に対するストレスが増してしまう可能性があります。

 

姿勢を良くしようと思って、胸を上向きにするように意識すると、

腰が反ってしまい、腰部の伸展ストレスが高まってしまいます。

 

特に伸展性の腰痛をお持ちの方は、胸を上向きにして良い姿勢にしようとするのは、リスクがあるかも知れません。

 

今の身体に合わせる

また、良い姿勢を取ろうとしても、筋肉や関節の硬さによって関節運動の制限があれば、

良い姿勢をとる事自体が、大きなストレスとなって身体の緊張が高まり、

交感神経優位から血行不良を起こして、治癒を遅らせてしまう可能性もあるでしょう。

 

無理矢理良い姿勢を作るのではなく、今の自分の身体の状態に合わせた、

楽な姿勢で構いません。

 

トレーニングやストレッチで徐々に柔軟性と関節可動域を拡げていき、

楽に良い姿勢を取れるようにしていく事が大事です。

 

動く事を意識する

腰痛緩和に役立つのは、動く事です。

 

腰痛の要因として不活動がありますから、身体を動かさない事が腰痛の改善を阻害しますので、

同じ姿勢を取り続けない事に注意して、姿勢を変えたり動いたりする事を意識するのが重要です。

 

良い姿勢にすれば腰痛が改善するのではなく、

動いて筋肉や関節などの身体全体のコンディションが高まる事で、

結果的に良い姿勢になれば一石二鳥です。

 

姿勢は無理して良い姿勢を目指さず、鼻先が正面を向くようにするだけで、

首から腰までが自然に伸びて、無理なく姿勢は整います。

 

腰痛改善は良い姿勢ではなく、姿勢を変えたり身体を動かす事を意識してみましょう。

 

それでは、また明日!

 

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