オーバーヘッドプレスで反り腰改善 #656

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

胸椎伸展可動域を拡げる

反り腰の場合、腰椎の伸展角度が大きくなり過ぎているので、

腰部の筋肉が硬くなり、腰を丸める屈曲方向の動きが制限され、

腰を反る姿勢が定着しています。

 

なので、反り腰の方が前屈をすると、腰のカーブがなくフラットな状態である事がほとんどです。

 

この解消には、腰椎の屈曲方向の動きを誘導して、腰を丸める事も出来るようにする事が必要です。

 

ですが、腰が反った状態であると、その上の胸椎は前後のバランスを取る為に、丸まる傾向を示します。

 

ですから、腰椎を丸めるだけでなく、胸椎を反らす事もしていかないと、

反り腰改善には不十分だと考えます。

 

トールニーリング

胸椎は背中ですから、胸椎伸展のトレーニングとして、

肩甲骨を内側に寄せるような、背中のトレーニングを思い浮かべると思いますが、

オーバーヘッドプレスという、腕を上に上げるトレーニングも有効です。

 

ただし、動かし方を間違えると肩を痛めやすく、腰への負担も大きくなりますので、

見よう見まねで我流で行うのは危険です。

 

立位で行う場合、胸椎が動かず肩甲骨の動かし方も不適切だと、

腰を反って腕を挙げる代償動作が起こり、逆に反り腰を定着させてしまう可能性があります。

 

この防止の為に、トールニーリング、いわゆる膝立ちの姿勢でオーバーヘッドプレスを行うと、

トールニーリングは自然と臀筋を使う姿勢なので、

臀筋によって骨盤を後傾させ、その連動で腰椎は屈曲します。

 

この動きの連鎖によって腰の反り過ぎを防止出来ます。

 

肘の位置

腰が反らないようにしたら、メインの上肢の動きです。

 

この時注意する事が、肘の位置です。

 

肘の位置は必ず手首の真下です。

 

この関係を崩さずに動作を行うと胸椎伸展位を保ちながら、

腕を挙げる事が可能となります。

 

肘が手首の真下にあると、肩甲骨は床と垂直に近い状態となり、

肋骨が上向きとなり胸椎伸展位を誘導します。

 

この姿勢は、肩関節内の腕を上に挙げるスペースが作られ肩も安全です。

 

トールニーリングで、肘を手首の真下に位置する姿勢でオーバーヘッドプレスを行うと、

臀筋、背中、腹筋が活動して胸椎伸展位を保つ働きをしますから、

腰の反り過ぎ防止と、胸椎伸展可動域拡大の両面の効果が期待できます。

 

反り腰改善には、正しいオーバーヘッドプレスが効果的ですよ。

 

それでは、また明日!

 

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