私なりの身体作りに関する考え方を書いてきました本ブログも、今回で100回目となりました。
日々のパーソナルレッスンで指導している事、お話ししている事、お話しされた事、気づいた事を、ただただ書き綴って参りましたが、
100回目と言う事で、木島の身体作りの考え方をまとめてみました。
姿勢、筋肉、ダイエットの3項目に分けて書いています。
Contents
姿勢について
木島の身体作りは
=姿勢作り
と言えます。
お客様にとって「キレイ」と感じて、身体が「楽」な姿勢を目指して、双方のバランスを取りながら指導を進めております。
一般的に良い姿勢とされるのは、
耳垂-肩峰-大転子-膝-内果の前方
を結んだ線が一直線に並ぶ姿勢とされています。
この姿勢が身体にとって、内力の和が最小で重力に抗い立てる肢位であり、小さな力で大きなパフォーマンスを上げる効率的な姿勢なわけで、身体は「楽」な状態となります。
ですから、この姿勢を目指していくのですが、
あくまで「目指していく」です。
骨が変形していたり、仕事で同じ姿勢や同じ動作を繰り返す方は、限界点があります。
出来る限り早く長く、限界点の良姿勢を続けられれば、身体は楽な状態が維持出来ますので、メンタル面へも良い影響を与えますから身体作りのモチベーションも高いレベルでキープ出来ます。
そして、「キレイ」の美の要素も大切ですから、
何を着るのか?
何を履くのか?
どのように見られたいのか?
それらによって、「見せ方」が変わります。
「キレイ」=「楽」
ではありませんので、
どんな自分になりたいのか?
によって姿勢作りもパーソナライズされたものへ変えていきます。
ただし、どのような姿勢であっても、
一貫して各関節可動域が大きい状態を目指します。
身体を動かす余裕がある事で、様々な姿勢を取る事が可能となりますから、
未来の身体作りの可能性を高める為に、関節可動域拡大の取り組みは必ず行います。
筋肉について
木島のトレーニング指導は筋肥大や筋力アップの大幅な向上は目指しません。
身体をバッキバキにしたいという方には不向きです。
私自身もそのような身体作りをした事がないし、自分の人生の中で不必要だと思っていて、美的感覚からも逸れるので、そのような指導はしないし、そもそも出来ません。
行う事は、
自分の体重を支えて不自由なく動かせられる筋機能の向上です。
その分の筋肥大や筋力アップは成されますし、トレーニングの中で関節可動域も拡がり、バランス能力も向上します。
体幹の安定性が高まるので、
トレーニング後は疲労感はあるけど身体が軽い感覚が得られます。
筋肉を大きくするのではなく、
筋肉の出力、柔軟性、反応性、持久性、協調性を高めていく事で、
身体が動きやすくて、理想の姿勢が難なく取れる状態を目指していく事を考えています。
ダイエットについて
ダイエットですが、短期減量指導はしません。
リバウンドするので。
リバウンドは、悲しくなり、無力感を覚え、とても残念で罪悪感を感じてしまいます。
ダイエット指導が相手に「伝わらなかった」という事ですから。
ダイエットは、その方の望む身体になる為の食生活を身に付ける事と考えています。
それは思考と嗜好を変えると言う事です。
○お菓子を手にするのが果物に変わり、
○マカロニサラダを手にするのが、グリーンサラダに変わる。
○ハンバーガーではなく、焼き魚定食を食べたくなる。
こんな感じになれば、
体重は減っていきますよね?
欲求をコントロールして、ストレスなく徐々に変化させていく事で、
脳に、理想の身体の食生活になる為の思考と嗜好をインストールさせていきます。
こうなれば、リバウンドする事なく、その後の人生でダイエットの苦痛を感じる事がなくなると考えています。
その為には、
ダイエット方法として、カロリーコントロールとPFCバランスを基本としています。
要は、
食べ過ぎずに必要な栄養素を摂る。
ポイントは、
○オーバーカロリーにならないように気をつけて、
○タンパク質は体重×1〜2g摂る。
○野菜が1番多くなるように食べる。
こうすれば、過不足なく栄養が摂れて自然と体重は減っていきます。
木島の身体作りの考え方は、
キレイな姿勢を取れる為の身体の機能性を高めて、身体に負担のない体重コントロールをすれば、
いつまでもご機嫌で楽しい生活を送れるのではないか。
です。
いつまでも健康でキレイな身体を保っていけるサポートをこれからもしていき、
皆様の理想の身体作りに貢献していきたいと思っています。