負荷を増やすのは慎重に行わないと大きなダメージを受ける #132

トレーニングとスポーツの違い

 

トレーニングは根性だけで行うと怪我をしますので、科学的な根拠を基に実施する事が大切です。

 

スポーツは身体に良いかと言えば、楽しい、運動不足解消などのポジティブな面もあれば、

怪我が発生しやすい、大きなネガティヴ要素も持ち合わせています。

 

実際にスポーツ選手は怪我をしているし、学生時代の部活動で怪我をした経験のある方は多数だと思います。

(スポーツ系部活動をしていた方の大半は足首の捻挫経験があるのではないでしょうか?)

 

またスポーツは競技特性によって動きの偏りがありますので怪我をしやすく、スポーツをするだけでは良い身体にもなりづらいです。

なので、健康の為にスポーツをするだけでは足りないと言うのが、木島の現在の考えです。

 

トレーニングは単純動作の反復運動ですから面白さはありませんが、

それと引き換えに、体力向上による健康が手に入りやすいです。

 

トレーニングとスポーツは適度に組み合わせると心身にとって、とてもポジティブな影響を受けられると思います。

 

 

 

フォームを重視する

 

上記のようにトレーニングとスポーツは目的が異なり全く別物の身体活動です。

 

これを考慮しないとチグハグな運動をしてしまう羽目になってしまいます。

 

フォームがまだ定着していないのに、プランクであれば、

 

1分しましょう!

出来たら、あと30秒続けましょう!

5分目指して頑張りましょう!

 

プランク耐久レースがあるならば、これで良いと思います。

 

長時間ポーズをキープする為のテクニックを考えて実行すれば良いです。

 

でもトレーニングとして体幹を鍛えているならば、

違った方向性を持たせてトレーニングをしないと、身体を痛めます。

 

トレーニングをするなら、正しいフォームの維持は必須条件です。

 

フォームが崩れて力の入れ方が変わったら、セットを終了させます。

 

なぜなら、安全な力の入れ方が出来なくなったので、身体が壊れる可能性が増すからです。

 

また、余計な望まない筋活動をしてしまうので、鍛えたい筋肉が鍛えられず、スタイルも崩れてしまいます。

 

 

 

基準を設定する

 

トレーニングを続けて今の負荷が物足りなくなると、もう少し負荷を増やそうかなと思うはずです。

 

でも、負荷を増やすならば、明確な基準を設定しておかないと、フォームの崩れを招きます。

 

大切なのは、

ターゲット筋に効いている事。

 

この感覚があるならば、負荷を増やしてOKです。

 

なのをしているのか?

どこに効いているのか分からない?

 

こうなるなら、負荷を上げてはいけません。

 

正しいフォームを維持してターゲット筋に効いていて、ギリギリ出来る量を行うのが理想です。

 

ターゲット筋の感覚を重視して、集中力高くトレーニングをすると、

軽い負荷でもしっかりと効くトレーニングが出来ますよ。

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