向上するには大きな負荷が必要。諦めて止めれば後退が待っている。 #147

やっぱり過負荷漸進性

 

身体作りをプラスにするには、過負荷漸進性の原則に従って、負荷を身体に与え続けて行くしかありません。

 

身体が変わらないのは、負荷が足りていないのが大きな要因で、ここを埋めてみると身体に変化が起きてくる事が多いです。

 

要は、ただ足りなかっただけと言うことです。

 

頑張っているのに変わらないのと思っている時は、

もっと負荷を上げると経験上ほぼ解決出来ます。

○トレーニングなら、

ウェイトやセット、頻度を増やす。

(もちろん正しいフォームは前提です)

 

○ストレッチなら、

ストレッチしている時間を長くする。痛いところまで伸ばす。頻度を増やす。

 

数ヶ月も同じ負荷で行っているなら、足りない事が要因である可能性が高いです。

 

 

 

止めれば維持すら出来ない

 

変わらないと言って身体作りを止めてしまうのは、もったいないです。

 

止めたらその後は、後退しか待っていないので。

 

何年もパーソナルトレーニングを受けて下さっているお客様からも、

 

「1週間パーソナルが開くだけで、身体の緩みを感じる」

 

とよく聞きます。

 

すぐにトレーニングを受けるなら良いですが、そのままトレーニングを止めてしまうと、今度は身体が緩んで引き締まりがなくなる感覚すら無くなってきます。

 

その状態が常態化するので、以前の身体の変化にすぐに気づける感度の高さを失い、感覚を忘れてしまいます。

 

こうなると、気づいた時には大きなマイナスの変化が身体に起こっている事が多いので、

筋肉が硬くなっていて姿勢が崩れ、二の腕やお尻、お腹がたるんでしまっている事に絶望感を持ってしまう可能性があります。

 

 

 

長期的に達成したい事に合わせる

 

痩せたから、痛みがなくなったから、こっちの方が楽しいから(ストレッチを止めて筋トレだけにする。その反対。止めた方は衰えます)

 

この理由でせっかく続けてきた身体作りを止めてしまうと、

また同じ不調がぶり返す事もあるし、別の問題が起こるかも知れません。

 

何をするかは、自分の将来を長期的にみて、どんな生活をどんな身体でどのくらいの体力レベルで、どの程度の体調で過ごしたいのかによります。

 

痛みなく行動の制限がない、毎日快調で高齢でも背筋が伸びて姿勢が良く、キビキビ歩けて筋肉もしっかりあってスタイル良く、おしゃれや遊びも楽しみたい。

 

のであれば、

 

体力全般を高めるコンディショニングを続ける必要があります。

 

身体作りは短期目標達成で終わるものではなく、一生の活動です。

 

夏に向けてボディメイクをするだけで終わらせず、

トレーニングを継続して習慣化出来ると、身体に悩む事のない生活が手に入ると思いますよ。

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