変化は行動量に比例する
トレーニングはキツイです。
過負荷が伴うので非日常の大きなストレスがかかるからです。
キツくない場合は、効果はありますがそのリターンは小さいものとなります。
小さなものを組み合わせると全体としての相応の効果は得られるし、高頻度で行えば長期的に大きな恩恵を受けます。
そして続けやすいので、習慣化の導入には適しています。
しかし、それなりの向上を短中期的に得たいなら、
キツイ事をしなくては身体は変わりません。
筋肉がパッと見でわかるほどの量があれば、多少キツイ事を続けないと維持すら出来ません。
身体の変化は行った行動の種類によって方向付けられ、行動量によって変化の程度が決まります。
キツイ事をどれだけ行ったかが、痩せたい、筋肉を付けたい、スポーツパフォーマンスを高めたいなどの、大きな変化を求める場合は重要です。
閾値を超える
行動量ともう一つ大事なのが、強度です。
身体を変化させるだけの強い生理反応を引き出す為のシグナルとして、
「今の自分」にとっての身体が変化する閾値を超える強度でトレーニングする事が必須です。
これは「今の自分」がポイントで、
トレーニングを重ねていけば、この閾値は上がって行くので、強度はどんどん強くなっていきます。
10kgが重いと思っていたら10kgの負荷で身体は変わります。
10kgが重く感じなくなったらそれ以上、少し重い12kgでトレーニングしないと、閾値を超えません。
(12kgは例えなので、個人によってこの重さが適当かどうかは分かりません)
キツくなってから踏み込む
身体を変える為に、行動量と強度が必要なのは分かるけど、
「分かってるけど出来ない」
だから、身体作りでお悩みの方が多数いらっしゃるわけですが、
心を鬼にして言うと、
キツイと思ったら更にアクセルを踏み込む気持ちを持たないと、身体作りは前に進みません。
キツイと思ったらチャンス!
と捉えるマインドに変わると、身体作りが面白くなっていくはずです。
これに至るには、チャンスする回数を増やして体験して経験値を増やして成功体験を重ねる必要があります。
まずはキツイと思ったらブレーキを掛けずにもう一回やってみる。
もちろん正しいフォームは意識して、フォームが崩れないように行います。
フォームを意識して動かすからキツイし、ちゃんと狙った筋肉に負荷が入ります。
トレーニング効果を狙い通りに出すには、キツイと思ってからもう一歩踏み込んでみると、身体が確実に変わっていきますよ。