2ヶ月では得られない1年で変える大きな効果 #169

ストレス適応

 

身体作りで大事だと木島が考えているのは、

 

○柔軟性

○バランス力

○筋力

 

です。

 

そして身体作りを継続する要素の一つに

 

「美意識」が必要と考えています。

 

清潔感や身だしなみ、自分の価値観を表すファッションなど、

人に見られている意識の有無やその強さで、身体を整える事に目が向き、身体作りの価値を感じる事が出来ます。

人の目を気にしない、他者が不快に感じても関係ないと本当に思うのならば、身体作りの優先順位は低くなるでしょう。

 

美意識が必要であれば、体組成も気になる項目となりますので、ダイエットも目を向けるべき活動となります。

(美意識は人それぞれですが、一般的な話です)

 

そのダイエットですが、短期間で行うのと、長期間で行う場合、どのような違いがあるのか?

 

大きな違いは、

 

ストレス適応の差です。

 

短期間の場合、大きな目標に向けて大きなストレスをかけて行う事が多いはずです。

 

2ヶ月で-2kg目標とする方は少ないでしょう。

 

短期間で痩せたい以上、本音は大きなリターンを求めているはずです。

 

2ヶ月で-5kg、-10kg。

 

この時のストレスは相当に大きく、この期間の生活(運動、食事)を維持する方は僅かではないでしょうか。

 

その分、得られる効果も大きいので、成し遂げたい目標がある方は、覚悟を決めて頑張ってみるのも良いと思います。

 

反対に1年、それ以上かけた長期間ダイエットは、ローリスクローリターンです。

 

ストレスは少ないけど、減量幅は小さいです。

 

1ヶ月で良くても-1kg程度。

 

しかし、この期間の生活は続けやすいはずです。

 

ストレスをほとんど感じないと言う方もいらっしゃいます。

 

4ヶ月で−1kgであっても、ストレスなく1年で−3kg減ります。

 

 

 

 

 

学習効果

 

長期間ダイエットの本当の効果は、その減量効果ではなく、学習効果がその一つです。

 

トレーニングであれば、

 

長い期間をかけて行うので、フォーム習得がなされて、セルフトレーニングをしても確実に効果を出せるし、

ストレッチやリリース方法も習得すれば、身体のケアも毎日的確に出来るようになるので、

 

体調が好調のまま維持できます。

 

食事は、

 

極端に変えるわけではないので、嫌々食べる事や物足りない事もなく、

健康的な食習慣が身に付きます。

 

タンパク質をしっかり摂って、野菜・果物・海藻・きのこ、フレッシュな良質な油と必要分の炭水化物。

 

余計なお菓子を食べなくなったり、

健康的なバランスの良い食事の摂り方が身に付きます。

 

ダイエットはそもそも健康的な体重にする事を目的とした、健康的な食事です。

 

一過性の過度な減量ではないので、

健康を手に入れられる確率が高まります。

 

 

 

積み重ねた成果

 

そして、半年、1年、3年、10年と続けていけば、

周りとの差がはっきり分かるはずです。

 

歳を重ねた時の同級生達との違い。

 

姿勢や体力、肌と髪の張りなど、見た目に明らかな違いが出ます。

 

腰痛や膝痛などの慢性痛の悩みも少ないはずです。

 

理由は、

 

適度な運動、バランスの取れた食事、十分で早期の休養を取り続ける事で、

その生活が定着して、健康的な過ごし方が習慣化するからです。

 

この習慣化が最大の効果です。

 

リバウンドする事なく、自分で体型をコントロールする術を身に付けて、

体力と体型を維持する思考と嗜好性、行動力を手に入れる事で、

時間をかけなければ達成出来ない、自分だけのオリジナルの身体作りメソッドが得られます。

 

身体は一生の付き合いになるので、そのメンテナンス方法を編み出しておくと、

ストレスなく自分の身体と向き合えますよ。

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