一生付き合う自分の身体
病気で苦しまずに、関節の変形による痛みもなく、寝たきりにならずに、自分の足で最期まで歩いていたいと願う方は多いだろうし、私もそうです。
人工関節やIPS細胞などの技術で身体の一部が再生可能となったとしても、やはり元々の自分の身体で動いていたいのではないでしょうか?
家、車、その他の物、家族や友人のような自分を取り巻く人達も、四六時中一生そばにある(いる)わけではありません。
自分の身体だけがいつも一緒です。
みんな健康でいたいと思っているけど、腰や膝が痛い、生活習慣病になる。
このような望まない身体になってしまう場合があります。
それでも、一生付き合うしかない自分の身体は、今よりも悪くしないように、出来れば改善・向上したい。
このように願うならば、身体作りと向き合う事が必要だと思います。
続け方を見つける
しかし、食事の見直しや定期的な運動、睡眠時間の確保やストレッチなどのボディケア、
今までの生活を変えるのは相当なストレスです。
ストレスなんだけど、ここで何も変えないなら、これからの自分の身体が健康に向かう可能性が下がってしまいます。
各々の家庭、仕事、趣味、住環境、他、様々な要因がありますので、理想の身体作りを行う状況を整えるのには限界があると思います。
また、今現在の嗜好性もありますから、無理に理想的な健康的な生活にする必要はありません。
無理をすれば反動で暴食したり、気持ちが切れて運動を辞めてしまったり、
せっかくしてきた身体作りが無駄になってしまいます。
そうならない為には、
自分なりに出来る事を小さいものから1つずつ行う事です。
何も気にせず好きな物を好きなだけ食べていたのに、
野菜を中心にタンパク質も考慮して、カロリーは1600kcal、お菓子はもちろん食べない。
180度違う生活をするのではなく、1度づつ変えていくようにしていく方が、続けられます。
1ヶ月に1度でも15年で180度変わります。
それが長いと思うなら、1ヶ月で10度では1年半で180度です。
1年半は長いでしょうか?
残りの人生の内たった1年半かけて、今と180度変わる生活が手に入り、その後の人生はその生活を当たり前のように過ごせるなら、
1年半かける価値はあると思いませんか?
体型は変えて良い
一生の内で同じ体型を保ち続けるのは大変なはずです。
健康が保てる体重でいる必要はありますが、
BMIで24.9以下であれば十分に健康でいられる可能性が高いです。
BMI24.9は美容的に見ればポッチャリと感じるでしょうが、健康で捉えると十分です。
160cmでは、63.7kgです。
高齢になれば食が細くなり身体の材料が摂りにくくなってしまいますので、
サルコペニア→フレイルになってしまう可能性が考えられます。
そうならないように、若いうちからバランス良く食べる知識と習慣を身に付けておくと、高齢でも体力があり元気でいられる確率は高まると思います。
体重は適度に保って、姿勢は真っ直ぐキレイでいられるように、筋トレとストレッチで筋機能を鍛えておく事は重要です。
見た目の身体をすぐに作るだけでなく、
一生を考えた、自分に合った健康的な生活習慣を身に付ける事を見据えた身体作りをしてみるのも、
将来の自分への投資になると思いますよ。