理想の自分をイメージする
身体作りで成功する為に重要なのは、
どんな自分でどんな生活をしているのかを具体的にイメージして言語化する事です。
言語化出来なければ、行動出来ません。
ダイエットして痩せたい!
と思っていて、あと体重を10kg落としたい。
と考えていたとして、
その-10kgで、本当に理想の自分になれるかの根拠はあるか?
これに答えられなければ、失敗の可能性が高いです。
減量出来たとしても、満足できる身体や生活、周りの評価になっているのかは怪しく、
そして、リバウンドの可能性は高いと思います。
まずは、
どんな自分になりたいのか?
これをはっきりと言葉にします。
周りから、「痩せてるね」「スタイル良いね」と言われて、体調も良く、風邪も引かないしよく眠れて、仕事も順調。
体力もあって、ランニングやゴルフなどスポーツを楽しんで、
サイズに困る事なく好きな洋服を着れてオシャレを楽しみ、体型を気にせずTシャツ一枚でも様になる。
こんな感じで、
自分を文章化すると、なりたい自分のイメージが鮮明になっていきます。
生活を具体化する
そして、生活も同様に言語化します。
どんな生活を送りたいのか?
ライフスタイルは価値観を表しますから、それを言葉にするのは、とても大切です。
例えば、
天井の高い白を基調とした壁で、家の中は光がたくさん入り込んで明るく、
朝は、淹れたてのコーヒーにライ麦パンのサンドイッチと旬のフルーツ。お昼はサラダをメインに野菜をたっぷり食べて、夜は肉や魚をしっかり食べて、家族や友人とワインを片手に食事を楽しむ。
食材は地の物を新鮮な内に食べ、スローライフを満喫する。
毎日筋トレは欠かさず、ジムに行けない時は家で腹筋、スクワットを行う。
でもストイック過ぎるわけではなく、トレーニングも翌日に疲れを残さないキツすぎない程度、
お酒も飲みたいし、お菓子も食べたい。
我慢せず、美味しい物で人生を楽しみたい。
自分の時間の確保や健康の為に、仕事は残業をせずに効率的にパフォーマンスを発揮して、
健康やスタイル維持、家族との時間や趣味を楽しんでいる生活。
理想の生活がイメージ出来れば、必然的にその生活で出来上がる身体が示されます。
目標から逆算した行動計画を立てる
このように、
なりたい自分と、理想の生活を書き出してみると、
本当に-10kgが適切なのか?
答えが見えてきます。
身体は生活を表しますから、体組成の数値の前に、どんな行動が必要なのかを決めていきます。
体力が必要であれば、筋トレや有酸素運動をしなくてはいけないし、
理想の食生活があるなら、今の好み関係なく酸っぱいと思ってもライ麦パンを食べて、サラダをたっぷり食べる。
お酒やお菓子も食べたいなら、バッキバキの身体にはなれないので、その線は捨てる。
そこまで行かなくても、BMI18.5以下は難しい。
(158cmなら46kg以下)
せいぜいBMI20くらい。
(158cmなら50kg)
トレーニングと睡眠時間確保の為に、仕事は残業出来ない。
となると、仕事の仕方が変わる。
出来なければ、部署を変えるか転職。
これが出来るわけないと思うなら、下方修正をして、理想を変えて目標の変更をする。
このように、現実的に調整出来ます。
そうすると、
トレーニングの時間、頻度。
食事の内容。
生活のルーティンが決まってきます。
そして、目標値と期間を決めて、行動をすれば、その都度評価と修正を行う事で、
身体は変わっていきます。
身体作りは、自分の頭の中を言語化するところから始めると、
寄り道する事なく、最短で効果を感じられますよ。