身体作りは長所を伸ばす前に短所をなくす #258

アンバランスだから気になる

 

スポーツや仕事であれば、個人の長所を伸ばす戦略は有効に働く事があると思います。

 

しかし、身体作りにおいては、長所を伸ばして短所に手を付けずにいると、

上手くいく事は難しいでしょう。

 

硬くなった筋肉や、上手く出来ないエクササイズなどを放っておいて、

自分の得意な好きな運動だけをしていると、左右差や前後差で身体がアンバランスになり、

不快感や痛みが出たり、姿勢やスタイルの崩れが気になったりします。

健康を保ちたいと思ってトレーニングをしても、

ジムに並んでいるトレーニングマシンを片っ端から行い、

とにかく回数をたくさんこなす、ウェイトをどんどん増やして重さだけで評価する。

 

では、そのフォームはどうなっているでしょうか?

 

正しいフォームで動くための柔軟性や力の入れ方は身に付いているでしょうか?

 

 

弱い箇所が悪さをする

 

正しいフォームで適切に動かさないと、自分の得意な動きの癖がすぐに顔を出して、

 

使う筋肉が限定的になり、その筋肉や関節に負担がかかり過ぎるので、そこを痛めてしまう可能性があります。

 

このように、得意な事ばかりではなく、自分の苦手な動きや弱い筋肉もしっかりと働かせないと、

 

身体に悪さをしてしまいます。

 

 

短所をなくすことを優先する

なので、身体作りでは、自分の弱いところを無視して、自分の強い筋肉や得意な動きを強化してしまうと、

 

どんどん強い箇所と弱い箇所の格差が拡がってしまい、

身体の中でバランスが取れなくなってしまいます。

 

そのバランスの崩れは、怪我に繋がり身体作りの足枷になってしまうかも知れません。

 

ですから、上手く動かない動きや弱い筋肉を鍛えて、身体の短所を無くしていく事を優先してトレーニングを行うと、

 

身体機能のバランスが高まり、怪我の防止や姿勢の改善、スタイルアップにも繋がり、

 

身体作りが促進していきますよ。

 

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