トレーニングを始めるなら自分の身体強度を確認する #118

調子に乗ると痛い目にあう

 

トレーニングを初めてやってみたり、久しぶりだと、「以外と出来るじゃん」と思ってやり過ぎてしまう事があります。

 

ランニングや自転車、登山、スポーツも同じです。

 

そして次の日にはひどい筋肉痛が出てしまって、悲惨な状態になったりします。

 

自分の身体強度を無視するとこのような「事故」に遭いますので、

準備が整っていない場合は、少し物足りないくらいが丁度良いはずです。

 

 

ひどい筋肉痛は怪我

 

トレーニングをすると筋肉痛を欲しがる方がいらっしゃいますが、

トレーニングをした感じがして充実感があるようです。

 

1週間くらい筋肉痛が続いたと嬉しそうにおっしゃる事もあるのですが、

 

その時は、

 

「それは怪我をしたのと同じですよ」

 

とお話しします。

 

2〜3日続く程度なら良いですが、1週間となると軽い肉離れに近い感じと思います。

 

その間身体を動かす事が出来なくなるし、痛みで動きが変わってしまうし、身体作りに支障が出ます。

 

筋肉を発達させたいなら筋肉痛が出るくらいの強度は必要ですが、

筋肉痛は軽く出る程度を基準にしておくと、トレーニングが計画通りに進みます。

 

筋肉の発達を目的としないなら筋肉痛が必ずしも必要ではありません。

 

 

 

 

少しずつ負荷を上げる

 

筋肉痛が怪我レベルにならないようにするには、

初めは少し物足りないくらいにしておいて、翌日の筋肉痛を確認して、少し痛いなくらいであれば負荷が丁度良いです。

 

筋肉痛がなければ、もう少し負荷を上げてみる。

 

筋肉痛がひどければ負荷を下げる。

 

このように、自分の身体の負荷に耐えられる強度を毎回測りながら、トレーニングの負荷を調整していくと、

 

トレーニングの原理原則、

過負荷、漸進性に沿ったトレーニングが出来るので、確実に効果を得る事が出来るはずです。

 

トレーニングは焦らず、自分の身体と対話しながら少しずつ進めていく事が最短の道になりますよ。

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