体幹トレーニングは動作中のバランスを保つ能力を高める事 #390

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

体幹トレーニングは固める事ではない

アスリートのトレーニングに関する話の中に、体幹と言うワードがよく出てくるので、

一般的にも体幹トレーニングは認知されたものとなっています。

 

ここで確認しておきたいのは、トレーニングというのは、ボディビルを除けば、

動作改善・向上といった目的とする動きのパフォーマンスアップです。

 

体幹トレーニングも然りで、何かしらのパフォーマンスアップに繋がる方法で行わないと、効果を発揮しません。

 

ですから、プランクのようなスタビライゼーションで、ポーズを長時間とり続けることを目標にした、

身体を固める体幹トレーニングは、自分の姿勢の癖が強調されて首や腰に過緊張をきたし、

動きのパフォーマンスアップに役立つのは難しいでしょう。

 

重心コントロール

プランクであれば、どのような力の使い方で身体を支えるのかを決めてから行わないと、

動きに影響を与えられないはずです。

 

肩が上がって首がすくむ癖を修正するのならば、アゴを引いて肩甲骨を下げて胸を持ち上げるように力を入れる事で、

その癖を改善する方向に向かうはずです。

 

また、プランクのようなスタビライゼーションだけでなく、

スクワットのような重心移動を伴うトレーニングも体幹を使わないと上手く出来ません。

 

スクワットは上下に重心移動が起こりますが、この時に左右前後にゆらゆら動いてしまうと、脚に力が入らずトレーニングになりません。

 

上下に最短距離で重心移動を行う為に、頭から骨盤までの姿勢を保ち、

足裏の荷重点がずれないように動きをコントロールする事で、

腹圧が高まり体幹の安定性を高めるトレーニングになります。

 

姿勢を整える事

このスクワットで行っている事は、良姿勢を保ち姿勢を整える事と同じです。

 

姿勢を保つには、スクワットのような重心移動を伴う動きであっても、

 

重心の軌道が外れないようにバランスをとり続ける能力が必要です。

 

これが体幹が強いという事となり、軸がしっかりした動きに繋がります。

 

体幹トレーニングは、ポーズをとることではなく、

バランスが崩れそうになっても、自分で動きをコントロールする力を高める事を意識して行うと、

 

背中、腰、お腹、お尻といった体幹の筋肉が引き締まり、

体幹機能も向上していきますよ。

 

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