神奈川県藤沢市にあります
フィットネスクラブ
「ティップネス藤沢店」
にて腰痛専門パーソナルトレーニング指導をしております。
ツラい腰痛を改善して、
その先のアクティブな生活へ導く!
ストレッチ×体幹トレで、
『腰の痛みに悩まない自由に動く身体をつくる
腰痛改善スペシャリスト』
の木島直輝(きじまなおき)です。
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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する
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ことを目的としたトレーニング指導をしております。
ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、
読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。
★木島直輝プロフィール
https://kijima-blog.com/kijima-profile/
同じように見えても別物
トレーニングをする時、フォームが大事だと聞いた事があると思います。
各種目において最適な身体の動かし方があり、それをフォームと読んでいます。
例えば、スクワットであれば、
肩幅に足を開いて、背筋を伸ばして腰が丸まらないように、膝を爪先より前に出さないようにしゃがみ、膝が内側に倒れないように立ち上がる。
このような説明を聞く事が多いのではないでしょうか?
これはスクワットの手順を示していて、身体全体の動作に間違いはありません。
この通りに行えば、腿は鍛えられます。
しかし、前述の通りに正しくスクワットを行うには、各関節毎の運動方向を間違ってはいけません。
これを間違えると、一見正しく行っているように見えるスクワットが、
間違ったフォームで行っているスクワットになります。
なので、同じように見えるスクワットが、本当の正しいスクワットとは別物である可能性があります。
動かす順番
正しいフォームでトレーニングをする時に、3つの要点があると考えています。
1.関節の運動方向
2.関節を動かす順番
3.力を加える点
では、1の関節の運動方向と言うのはどう言う事かと言うと、
膝が内側に倒れないように立つ。で説明すると、
膝の向きは股関節でコントロールしますので、股関節を外に開く外転・外旋の関節運動を行い、
股関節を外側に開く方向に動かします。
且つ、膝の位置が変わらない程度の力で行うように、力の調整が必要です。
また、関節の運動方向と共に、2の関節を動かす順番も重要です。
膝を爪先より前に出さない為には、股関節を曲げる動きが先行して膝と足首が曲がっていく順番が必要です。
そうすれば、膝が爪先より前に出る事はありません。
どこに力を加えるのか?
そして、3の力を加える点ですが、
この点は、動作中常に力を加え続けて動かしてはいけません。
臀筋のような身体の後ろ側にある筋肉を鍛える為にスクワットをするのであれば、
踵が力を加える点で、踵に力を加え続ける必要があります。
スクワットの場合は、立位で行うエクササイズなので、
体重とウェイトの重さが足裏に掛かりますから、荷重する点とも言えます。
踵への荷重が動作中変わらなければ、重心移動が真下と真上の垂直方向の動きをしている事になる為、
これは姿勢の崩れがない事を示しますので、前述の3つの要点が満たされた、
正しいフォームでスクワットをしている事とイコールとなります。
これが、踵ではなく爪先よりに荷重して床を押してしまうと、
膝の動きが先行して、臀筋ではなく大腿四頭筋(腿前の筋肉)が鍛えられ、
本来の目的と全く異なった、真逆の効果を生んでしまいます。
正しいフォームは、手順を覚えるだけでは不十分です。
細かな関節運動と力の加え方にコツがあります。
トレーニングはフォームに少しこだわるだけで、効果に大きな差が生まれますよ。
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