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時間は止まらない
トレーニングをしたいんだけど、時間がないと思っている方、おっしゃる方もいらっしゃいますが、
本当に時間がないのでしょうか?
時間は1秒ずつ必ず過ぎていきますから、ボーッとしていると、すぐに時間が経ちます。
また、やる事がたくさんあると、それぞれの区切りを決めて時間管理をしないと、
これもまた、あっという間に時間は過ぎていきます。
このように、時間は止まってはくれないので、自分で意識的に、計画的に、時間を作らないと、常に時間がない状況となります。
ですから、スケジュールが詰まっていて、いつも時間がないのであれば、
そのスケジュールの合間や朝、帰宅後の時間など、
どこかに隙間時間がないか探してみて、1分でも見つけられれば、その時間をトレーニングに当てられます。
ただし、時間は待ってくれないので、その隙間時間を見逃してはいけません。
分割して考える
トレーニングは1時間2時間のようなまとまった時間を取らなくても、工夫すれば効果的なトレーニングは出来ます。
例えば、
トレーニングプログラムを分割して、分けて行うと良いです。
7種目のプログラムで、週2回トレーニングをおこないたいのであれば、
7×8(4週分)=のべ56種目
56÷30日=1.86
1日約2種目となります。
やり方にもよりますが、1種目3〜6分で出来ます。
トレーニングプログラムを分割して頻度を増やせば、
1回にかける時間は短くなり、隙間時間で出来る事が可能となります。
ちなみに、2種目は1日のうちにすれば良いので、1日で1種目ずつ分割してOKです。
トータル量で計画する
とは言え、効果面はどうかと言うと、
筋力、筋肥大においては、健康維持であれば問題ないはずです。
トレーニングはどれだけ身体に負荷を加えたかを考えますので、
トータルの負荷量を計算します。
腹筋運動であれば、
10回3セットをプログラムしたなら、
10×3=30、30×8日=240回
これを分割用にカスタマイズすると、
15×2=30、30×10日=300回
となります。
60回多く出来る事になり、トータル負荷量は増します。
ただし、大事なのは、1種目のトレーニングでオールアウトする事。
オールアウトと言わずとも、「もう動かないかも」と思えるくらいの疲労を感じる強度で行います。
(なので、2セットにするなら15回になり回数が増えます。もしくはセット間の休憩時間を短くする。)
その為、短時間集中がキーポイントとなります。
トレーニング方法の違いで、それぞれ、一長一短がありますが、
時間がなくてトレーニングをしたいのに出来ないと思っている方は、
いつものトレーニングを分割して、家でも出来るように種目を変更してみると、
意外としっかりとしたトレーニングが出来ますよ。