隙間時間を見逃さない #288

時間は止まらない

 

トレーニングをしたいんだけど、時間がないと思っている方、おっしゃる方もいらっしゃいますが、

 

本当に時間がないのでしょうか?

 

時間は1秒ずつ必ず過ぎていきますから、ボーッとしていると、すぐに時間が経ちます。

 

また、やる事がたくさんあると、それぞれの区切りを決めて時間管理をしないと、

これもまた、あっという間に時間は過ぎていきます。

このように、時間は止まってはくれないので、自分で意識的に、計画的に、時間を作らないと、常に時間がない状況となります。

 

ですから、スケジュールが詰まっていて、いつも時間がないのであれば、

そのスケジュールの合間や朝、帰宅後の時間など、

 

どこかに隙間時間がないか探してみて、1分でも見つけられれば、その時間をトレーニングに当てられます。

 

ただし、時間は待ってくれないので、その隙間時間を見逃してはいけません。

 

 

分割して考える

トレーニングは1時間2時間のようなまとまった時間を取らなくても、工夫すれば効果的なトレーニングは出来ます。

 

例えば、

トレーニングプログラムを分割して、分けて行うと良いです。

 

7種目のプログラムで、週2回トレーニングをおこないたいのであれば、

 

7×8(4週分)=のべ56種目

 

56÷30日=1.86

 

1日約2種目となります。

 

やり方にもよりますが、1種目3〜6分で出来ます。

 

トレーニングプログラムを分割して頻度を増やせば、

1回にかける時間は短くなり、隙間時間で出来る事が可能となります。

 

ちなみに、2種目は1日のうちにすれば良いので、1日で1種目ずつ分割してOKです。

 

 

トータル量で計画する

とは言え、効果面はどうかと言うと、

筋力、筋肥大においては、健康維持であれば問題ないはずです。

 

トレーニングはどれだけ身体に負荷を加えたかを考えますので、

トータルの負荷量を計算します。

 

腹筋運動であれば、

 

10回3セットをプログラムしたなら、

 

10×3=30、30×8日=240回

 

これを分割用にカスタマイズすると、

 

15×2=30、30×10日=300回

 

となります。

 

60回多く出来る事になり、トータル負荷量は増します。

 

ただし、大事なのは、1種目のトレーニングでオールアウトする事。

 

オールアウトと言わずとも、「もう動かないかも」と思えるくらいの疲労を感じる強度で行います。

(なので、2セットにするなら15回になり回数が増えます。もしくはセット間の休憩時間を短くする。)

 

その為、短時間集中がキーポイントとなります。

 

トレーニング方法の違いで、それぞれ、一長一短がありますが、

時間がなくてトレーニングをしたいのに出来ないと思っている方は、

 

いつものトレーニングを分割して、家でも出来るように種目を変更してみると、

意外としっかりとしたトレーニングが出来ますよ。

 

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