パーソナルトレーニングの効果的な使い方 #156

週1回1時間だけでは変わらない

 

パーソナルトレーナー専門として13年間お客様を指導してきましたが、

正直に告白すると、残念ながら全ての方を目標まで身体を変える事は出来ていません。

 

大きな要因は、私のコーチング力が足りていない事と認識しています。

 

その他、外的な要因も少なからずあると思っていますが、言い訳となりますね。

 

木島が指導で関わる全ての方を目標達成へ貢献出来るように、これからも日々精進してまいります。

 

では本題ですが、

 

なぜ身体作りが上手くいく方と、上手くいかない方がいるのか?

ヒントはコーチング力が足りなかった。先程の懺悔です。

 

そして答えは、行動変容が出来なかった。

(させられなかった→コーチングの力量)

 

です。

 

パーソナルトレーニングを週1回1時間受けたとしても、1週間168時間の内の1時間です。

 

1/168だけ身体を動かしても、身体の向上は難しいです。

 

それまで何も運動をしていなければ一定のレベルまで変わります。

 

身体の使い方(動かし方)も学習され上手くはなります。

 

なので、何も変わらない訳ではないので、週1回1時間の投資の価値は間違いなくありますが、頭打ちが早く訪れます。

(ちなみに今までやってきた事を辞めたり、何もしなければ後退します。維持すら出来ません。)

 

ですから、その投資のリターンの大きさは、

週168時間の内の167時間の過ごし方で大きく変わります。

 

 

 

外食or料理教室

 

その167時間の過ごし方の指針としてパーソナルトレーニングがあります。

 

利用の仕方は人それぞれですが、使い方として大きく2つあると考えています。

 

1つは、外食としての使い方。

 

もう1つは、料理教室としての使い方。

 

  • 外食の場合は、

 

自分だけでは出来ない事の体験。身体のケアとしての使い方です。

 

外食のように、家庭では味わえないプロの料理人の奥深い美味しい料理を週1回楽しみ、食の高い充足感を得る事。

 

パーソナルトレーニングでは、自分1人では出来ないくらい負荷を入れたり、知らなかった・出来なかった動きを指導を受けながら行い、今までにない刺激を身体に加えたりして、負荷の種類と強さの広がりを身体に与えてコンディションの調整を得られます。

 

  • 料理教室の場合は、

 

プロの料理人の指導を受けながら一味違う了解の作り方を覚えて、実際に自分で作った料理を味わい、先生や他の受講生との違いから、更に学びを深め料理の腕を高めていきます。

 

パーソナルトレーニングでは、トレーナーからの指導を受けながら、動かし方による身体の感覚を覚え、セルフトレーニングでその復習を通して自身の身体作りに生かし、トレーニングスキルレベルを高める事で、身体の変化を加速する事が可能となります。

 

 

 

何とトレードオフするのか決める

 

どちらが良いとか悪いではありません。

 

ご自身の身体作りの目的と目標、計画によります。

 

また、仕事や家庭、住環境、プライベート、収入にも左右されます。

 

何かを得るには何かを犠牲にしないと得る事は難しいので、

 

トレーニングを学ぶ意欲と時間があれば、ご自身で勉強する事も出来るし、

仕事が忙しく時間がないのであれば、パーソナルトレーナーの助けを得るのも一案です。

 

自分で勉強しながらプロのチェックとして、もしくはコンディションチェックとして、パーソナルトレーニングを利用するのも良いアイデアです。

 

時間、お金、労力と健康・体力・美容のトレードオフを、ご自身の生活の中で最適化出来ると、

パーソナルトレーニングの価値は最大化していきますよ。

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