活性酸素を作らない
健康でいつまでも若々しく元気でいる為には、病気にならずに体力を高く保つ事は重要でしょう。
その為に、運動をしたり、食事に気を使い、睡眠不足にならないように生活リズムを整えたり、対策を練っていると思います。
では、病気の原因は何でしょうか?
ストレス、過食、タバコ、アルコール、運動不足、睡眠不足、塩分過多など、
色々と要因はある訳ですが、
活性酸素が悪さをしていると言われていて、癌の要因にもなります。
その活性酸素は常に作られているのですが、適度であれば身体の免疫機能の役割を担っていたり、必要なものですが、
過剰に作られるとマイナスの影響を及ぼし、
上記の病気の要因は、活性酸素が絡んできます。
ですから、その活性酸素の除去をしよう!
という事で、
抗酸化物質を摂取する事を推奨され、ビタミンC・Eやポリフェノール・カロテノイドなどの、抗酸化機能を持った栄養素のサプリメントや、それらを含有している食材を食べましょうと、言われています。
しかし、出来たものを除去する戦略も大事ですが、そもそも作らないようにすれば、身体への悪影響は抑えられるのではないでしょうか?
ミトコンドリアの増やし方
その方法として、ミトコンドリアを活性化させる事が挙げられます。
ミトコンドリアは、各細胞内にあるエネルギーを作り出す器官です。
酸素を用いてATPというエネルギーをたくさん作っているのですが、その時に活性酸素も作り出しています。
このミトコンドリアが少なく元気がないと、活性酸素の除去が追いつかず、過剰に作られてしまいます。
健康の為に運動をしようとして、痩せる為に有酸素運動をたくさんすると、酸素消費量が増えますから、ミトコンドリアがその処理をしきれなければ、活性酸素が増えてしまいます。
身体に良い事をしようとしたのに、身体に悪い事をする事になるかも知れないです。
その防止の為には、ミトコンドリアを増やして元気にする事です。
(もちろん抗酸化物質も摂取する事も考えます)
その方法は、
乳酸が溜まるような運動をする事です。
軽い有酸素運動も有効です。
いやいや、そんな事したら活性酸素が増えるでしょ!
そう言いましたよね!
と思うでしょうが、
トレーニングをしないと何事も向上しませんので、ミトコンドリアが増える過程は必要です。
その間は、抗酸化物質を活用しましょう。
1か月程度で増えてくるようですので、継続的な運動は、やはり必要なようです。
エネルギーに満ちた身体作り
ちなみに、乳酸が溜まる運動は、
高強度のインターバルトレーニングや筋持久力や筋肥大を目的とした筋トレ、加圧トレーニングも有効です。
乳酸が溜まる運動はキツいですが、
身体を動かし続ける体力向上に有効なプロセスでもあるので、
健康でいる為にも必要な活動です。
ミトコンドリアを元気にする過程は、筋肉量や筋力を保ち、
軽い有酸素運動によって毛細血管が発達して、エネルギー源の栄養や酸素を全身の細胞へ隈なく届けられる、
身体の環境作りそのものと言えます。
若々しく元気な身体は、身体を動かすエネルギーに常に満ちている状態であるはずですので、
ミトコンドリアが豊富な身体を目指して、少しキツめのトレーニングを取り入れてみる事をおススメします。