同じように見えるエクササイズでも筋肉の使い方で効果に差が出る #405

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

—————————–

ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

種目で効果は決まらない

スクワットで大臀筋、ベンチプレスで大胸筋、ラットプルダウンで広背筋、

“この種目はこの筋肉を鍛える”と、教科書的にはそうであっても、

 

実際にターゲットとする筋肉を、的確に鍛える事が出来るかどうかは別物です。

 

スクワット≠大臀筋

 

です。

 

大事なのは、各関節の動かし方。

 

重力がある以上(常に鉛直方向に力がかかり、関節はテコの原理で動く)、空間における骨の位置と力を加える点(作用点)、動かす軌道を考慮して、

ターゲット筋を活動させる関節の動かし方をしなくては、

思うような刺激が身体に入らず、トレーニング効果を得られません。

 

狙った筋肉は主動筋になっている?

トレーニングで狙った効果を得るには、メインで鍛えたい筋肉が主役で活躍しなくてはいけません。

 

主動筋であるという事です。

 

スクワットでありがちなのは、大臀筋を鍛えたいのに大腿四頭筋がメインになるケース。

 

脇役であるはずの大腿四頭筋が、主役に置き換わってしまう問題です。

 

見た目はキレイなスクワットなのに、どうしてもお尻に効かないのは、よくある事です。

 

これはなぜ起こるかと言うと、

 

スクワット=大臀筋

 

だと思い込んでしまうからだと考えています。

 

スクワットで大臀筋を活動させるには、股関節の屈曲をして大臀筋のストレッチをかけないといけません。

 

また、母指球で床を押せば膝の進展トルクが高まり大腿四頭筋が働いてしまうので、

踵全体に荷重して、骨盤を持ち上げるような意識で立ち上がらないと、

股関節が外旋・伸展しないので、大臀筋に効きません。

 

意識の数

股関節の屈曲、大臀筋のストレッチ、踵荷重、骨盤を持ち上げるイメージ、

少しだけポイントを挙げただけでも、5つあります。

 

実際はもっと意識するべき事がたくさんあります。

 

この意識の数があればある程、脳から筋肉に命令をして、スクワットに参加する筋肉の数が増えます。

 

そうなると、5つの意識のスクワットと10の意識のスクワットでは、

活動する筋肉の数が違ってくるだろう事は、予想出来ると思います。

 

身体は、活動した筋肉だけに反応を示しますから、よりたくさんの筋肉が活動した方が、

時間当たりの全身に対するトレーニング効果は増すはずです。

 

これが、筋肉の使い方で効果に差が出る理由です。

(筋肉というより脳(意識)なのですが)

 

だから、正しいフォームを細かく突き詰めていく必要があるんです。

 

トレーニングは、脳をたくさん働かせて行うと、効果が大きく変わるはずですよ。

 

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