日常での実践と応用が差を生む #338

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にて活動しております

 

ストレッチ×体幹トレで

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

トレーニングは手段

 

身体つくりの中の1つにトレーニングがありますが、これも、自分の理想の身体になり、心身豊かで望む生活を送る為の手段に過ぎません。

 

体力と健康を保つ為の活動の一部です。

 

またトレーニングは万能ではなく、身体活動能力を補完するものなので、

 

トレーニングをすれば、

スポーツが上手くなる、歩き方や姿勢がキレイに整う、ランニングや登山をしても身体が楽に動いてダメージもなくなる、

 

このような事はありません。

 

ある程度の効果はあるはずですが、身体は特異性の原理が働くので、

整った姿勢でいたければ、姿勢を意識して身体を動かさなくてはいけないし、

 

歩き方をキレイにするには、普段から歩き方を意識しなくては、

その目的の動作が改善される事はありません。

 

トレーニングは、それらの動作を行う為に必要な身体機能を高める活動で、

スポーツを上手くしたいなら、そのスポーツ特有の動かし方を練習しなくてはならず、

 

特定の動作スキルを向上させるものではありません。

(各エクササイズの動作スキルは向上します。スクワットならスクワットという動作の改善が成されます。)

 

パフォーマンスを発揮する場を意識する

スポーツ選手は各種スポーツの上達と勝負に勝つ事がパフォーマンスです。

 

そして、多くの場合、一般人の身体活動としてのパフォーマンスは、日常生活動作です。

 

立つ、歩く、階段の上り下り、走る(小走り程度)、荷物を持つ、荷物をしまう・出す、家事、

など、これらの活動をしても、疲れにくく動作速度が速く、正確に行える事がパフォーマンスが高いと言えます。

 

また、ファッション・アート(造形美)としてのボディメイクもあるし、

もちろん、仕事の成果を上げる事もパフォーマンスで、トレーニングは貢献します。

 

これら、どのパフォーマンスを上げたくてトレーニングをしているかを、

トレーニングをする前に意識しなくては、トレーニングはただ疲れるだけの、エネルギー浪費活動になってしまいます。

 

高めたいパフォーマンスによって、トレーニングの内容が変わり効果も違うので、

何の能力を高めるのかをはっきりさせておかないと、トレーニング効果を感じられず、

 

せっかく続けてきたトレーニングが、台無しとなってしまいます。

 

日常に活かす

多くの人が望む健康の為には、日常生活動作のクオリティが高まる事が、大きなトレーニングの効果だと思います。

 

それは、「痛みなく動ける身体」をつくる事。

 

だと考えています。

 

その為には、日常のちょっとした事をトレーニングでしている動作に関連付けを行うと良いです。

 

掃除をしている時、脇を締めて背中を意識する。

 

料理をしている時、首を長くして良い姿勢を保つ。

 

物を拾う時、腰を伸ばして股関節から曲げる。

 

など、

 

普段のトレーニングで意識している事を日常生活動作に応用すると、

トレーニングでしてきた事がパフォーマンスに転移して、

 

体組成や筋力だけではない、トレーニング効果を実感する事が出来ます。

 

トレーニングは日常のパフォーマンスを意識して、日常生活動作に応用すると、

姿勢と所作が美しく変わり、身体つくりが楽しくなりますよ。

 

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