時短トレーニングはインパクトの大きい種目を選ぶ #386

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

—————————–

人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

—————————–

ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

前菜をたくさん用意しない

前回は効率的なトレーニング方法について書きましたが、

今回はその続きで、時短でトレーニング効果を上げる方法についてお伝えします。

 

ただし、時間効率良くトレーニングをする為には、準備が必要だとお話ししました。

 

体調管理とフォーム習得が前提で、この準備ができていない場合は、多少時間をかけても準備を整えておく事をおススメします。

 

では、時短トレーニングの中身ですが、タイトルにある通り、

効果のインパクトが大きい種目を行う事です。

 

インパクトの小さい前菜のような種目はとばします。

 

これはどのような種目かと言うと、単関節運動です。

 

アームカールやレッグエクステンションのような肘や膝だけのように、その動作が1つの関節を動かす種目のことを指します。

 

また、モビリティドリルなどの身体を動かす為の準備運動も時短トレーニングでは外します。

 

メインをたっぷり頂く

これらはそれぞれ意味のあるものではありますが、身体を鍛えて生理反応を起こす大きさと、

時間あたりで身体全体に与える刺激が少ない為、外した方が良いと判断しています。

 

それらを行うよりも、身体の準備が整っているならメイン種目をしっかり行う事が有効だと考えます。

 

メイン種目というのは多関節運動。

 

スクワットやデッドリフトのような1つの動作で多数の関節が動く種目です。

 

ビッグ3と言われる、スクワット、デッドリフト、ベンチプレスの3種目をするだけで、

ほぼ全身を鍛えられます。

 

このような多関節運動に時間を集中させる事で、全身まんべんなく短時間で大きな負荷を身体に与える事が出来ます。

 

パフォーマンスアップを考慮する

なぜこのような多関節運動を重要視するかと言うと、

パフォーマンスアップの為です。

 

トレーニングは何の為に行うのか?

 

それは、今よりも身体を改善、向上させたいからのはずです。

 

そしてそのパフォーマンスは何かといえば、

一般の方であれば、スタイルアップか体力向上、日常生活動作の改善が大半です。

 

これらは、「立つ」「歩く」この動作をキレイにして姿勢が改善されると、効果を得る事が出来ます。

 

その為には、先程のビッグ3で充分に効果を得られます。

(ベンチプレスはオーバーヘッドプレスや腕立て伏せ、チェストプレスなどで代用可)

 

大きな負荷を入れるから身体が硬くならないか心配だと思う方もいるかも知れませんが、

関節可動性の準備がされていて、正しいフォームで可動域いっぱいに使ったトレーニングで、

オーバートレーニングにならないように量を調整すれば、身体が硬くなる事は避けられます。

 

トレーニングは、自分の身体つくりの目的を見据えて、

使える時間の効果的な配分を考慮すると、結果的にシンプルなトレーニングとなります。

 

やはりトレーニングの基本は、正しいフォームで過負荷を身体に与えて、パフォーマンスアップを目指す事だと思います。

 

関連記事

  1. 動かす前にどこで支えるのかが重要 #55

  2. トレーニングは自分の身体に合わせてカスタマイズする #241…

  3. 停滞期の時は原理原則に戻る #15

  4. 変えたいなら路線を変えるか特急に乗り換える #279

  5. 伸びる可能性が高い能力を向上させる事に注力する #366

  6. 軸を安定させて歩くには片脚にしっかり荷重する #334

PAGE TOP