ランジで膝を痛めない方法 #39

鎌倉、由比ガ浜大通りにあるパーソナルジム body in space(ボディインスペース)代表 木島の身体づくりへのこだわりブログ。

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ミッション

「世界をリードし活躍する”カッコ良い”人物への成⻑に貢献する」を掲げ、

 

スタイルアップを健康に。

をコンセプトに、パーソナルジムbody in space(ボディインスペース)を立ち上げる。

 

背中が丸くならない美しい姿勢と歩き姿をつくるパーソナルトレーニングで

“美しくしなやかに動くカラダ”へ導き、

一生健康で自分らしく在りたい方達の、ライフパフォーマンスの向上を日々サポートしています。

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膝でブレーキをかけない

両足で立った姿勢から前方に片脚を一歩踏み込んで元の位置に戻るエクササイズで、フロントランジと言う種目がありますが、

このフロントランジをやってもらうと、ほとんどの方が膝を前に突き出してブレーキをかける方法で行っています。

 

ランジをして

「膝が痛むんだよね」

とおっしゃる方はだいたいこの動きをしています。

 

そこで、動かし方を変えてランジをしてもらうと、痛みがなく出来てしまう事が多いです。

 

何を変えるかと言うと、

膝を曲げて止まるのではなく、股関節を曲げて止まる事。

 

膝を前に突き出してしまうと、膝が曲がりすぎて膝関節内のストレス増加や、

内側にも膝が倒れるので膝の靭帯へのストレスも増して、痛めやすくなります。

 

股関節を曲げるようにすると、膝の曲がる角度が深くなり、膝の向く方向も真っ直ぐ正面を向くので、膝のストレスが軽減してケガのリスクが下がります。

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ランジはお尻を鍛える

そもそもランジはお尻を鍛える事を目的とする事が多いエクササイズです。

 

なので、膝で止まって、膝で進むような、膝をメインにした動かし方はエクササイズの狙いと逆行します。

 

「理屈は分かってるけど、出来ないんだよ!」

 

と思ってる方が多数だと思いますが、ちょっとした事で出来るようになります。

 

それは、

止まる時の姿勢です。

 

上体を少し前に傾けた姿勢で止まると、膝が前に出ずにお尻で止まれます。

 

上体を前に傾けるとお尻は後ろに位置します。

 

骨盤が後ろに引かれるので必然的に膝も後ろに引くことになりますから、膝が前方に突っ込む事がなくなります。

 

この姿勢で着地して止まると、股関節が曲がってお尻の筋肉が伸びながら身体が転倒しないように支えるので、お尻の筋肉の張力が増します。

 

お尻でブレーキをかける事になるわけです。

 

そうすると、膝に負担なくお尻の筋肉を鍛える事が可能となります。

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おススメのランジ

とは言え、上体を前に傾けるのは結構勇気が入ります。

 

初めは、身体が前方に放り出されるような怖さがあると思いますが、膝を前に出すよりも安定して止まれるので、すぐに慣れてくるはずです。

 

でもフロントランジは難易度高めのエクササイズですから、

股関節を曲げてお尻でブレーキをかける感覚を養うのにオススメなのが、

 

リバースランジです。

 

これは、足を前ではなく半歩後ろに引いて、床に接地している側の股関節を曲げて腰を下方に降ろして元に戻るエクササイズです。

 

床にずっと接地している側の脚を鍛えるので、フロントランジとは逆ですが、こっちの方が恐怖感もなく、股関節を曲げるタイミングが比較的分かりやすいので、お尻で止まる感覚が得やすいです。

 

ランジのように、踏み込む動きの中で股関節の動きをマスター出来ると、日常の中でも、しゃがんで立つような時や荷物を持ち上げる時などでも、お尻を使って立ち上がれるようになります。

 

ランジはお尻を使って止まれるように練習してみてください。

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