休めば一からやり直し #271

可逆性の原理

 

人間の身体は環境の変化に順応しますが、それは良くも悪くも、扱う人次第で身体の変わり方が違います。

 

トレーニングをガンガン続けている人は筋肉が大きく、

 

何もしていない人は、筋肉は小さく引き締まりもありません。

 

でも、トレーニングを続けていた人もやめてしまうと筋肉は小さくなり、トレーニング前の身体に戻っていきます。

これをトレーニングの原理原則では、可逆性の原理といっています。

 

トレーニングをしていて、将来も今の身体を保ちたいならトレーニングを続けるしか方法はない事を示しています。

(今のところは。今後別の方法が生まれる可能性もあります。)

 

 

落ちる能力

トレーニングをやめるとすぐに心肺持久力と筋持久力が落ちます。

 

数週間で落ちるので、あっという間です。

 

疲れやすくなった。

 

体力が落ちた。

 

と感じるのは、この持久力が落ちた事が影響しているはずです。

 

逆に筋力というのはすぐには落ちなくて、筋肉も食事が減らなければ保たれます。

 

なので、歳をとって筋肉が落ちたと思うのは、筋肉が少なくなったと言うより、

持久力が落ちて疲労を感じやすくなった事と言えそうです。

 

疲労を感じやすくなれば、感情がネガティヴに向かいますから、

出来るだけ楽しく毎日を送りたいなら、トレーニングを続けて体力を高めておく事が有効だと思います。

 

 

自分にとって何を優先するか?

仕事が忙しくて。

 

資格を取る勉強に集中する為に。

 

引っ越して家から遠くなったから。

 

痛みがなくなったから。

 

目標値まで痩せたから。

 

など、

 

これらの理由でトレーニングをやめてしまうと、身体が元に戻ってしまうのでもったいないです。

 

もちろん、自分が何を優先するかは自由ですが、

身体つくりにおいては、ストック機能はありません。

 

いつでもフローしかないです。

 

やめた時から少しずつ得た効果はなくなっていきます。

 

トレーニングをしているなら少しでも良いので続けていると、身体にポジティブな効果が必ずありますので、

 

もしトレーニングの継続に迷われているなら、

 

やめる選択肢はしまっておくことを考えても良いと思います。

 

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