腰痛を起こさず歩くなら脚の外側をリリースする #734

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にて腰痛専門パーソナルトレーニング指導をしております。

 

ツラい腰痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『腰の痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

腰痛改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

腰を痛めない歩き方

安定した腰に負担の少ない歩行をする場合、考えるべき事は片脚立ちです。

 

歩行は片脚立ちの連続した運動ですから、両側の安定した片脚立ちは、スムーズに歩く為には必須となります。

 

その安定した片脚立ちの条件は、接地足の足裏の真上に重心が位置している事です。

 

静止立位では、重心はいわゆる丹田の辺りにあります。

 

この丹田の真下に足裏を置く事が、腰に負担の少ない安定した歩行のキーポイントになります。

 

股関節内転

では、重心の真下に足裏を置く事はどのように達成するかと言うと、

股関節を内転させる事で成されます。

 

股関節内転は、腿を身体の内側に動かす事を指します。

 

ただ、歩行での股関節内転を行う場合、腿を内側に動かすのではありません。

 

通常歩行時の脚の動きは、真っ直ぐ前方に振り出しますので、

その時点で股関節の内転が起こるわけではなく、

 

降り出した脚の踵が地面に接地した時に、骨盤を身体の外側に移動させる事で、

脚が内側に動いて股関節内転を行います。

 

この股関節内転によって、足部が身体の中心に移動する事でその上に重心が位置され、

この運動を一歩毎に行う事で、腰に優しい歩行が可能となります。

 

脚の外側をリリースする

では、股関節の内転を伴った歩行をやってみると、

上手く出来ない、脚を内側に移動させるのが苦しいと言った事が起こります。

 

これは何故かと言うと、

脚の外側の組織が硬くなっていて、股関節内転の邪魔をしている場合があるからです。

 

この組織の代表が腸脛靱帯(大腿筋膜張筋)と言う、骨盤から膝下まで続く長い筋膜があります。

 

この腸脛靱帯は片脚立ちを行う際に、体重を外側に預けて身体を支えてくれる仕事をしますので、

日常動作で常に負担を強いられている組織ですから、硬くなりやすいのです。

 

そこで、この腸脛靱帯を緩める事で股関節内転をスムーズに行えるようにします。

 

その時に行うのが筋膜リリース。

 

フォームローラーやストレッチポールを使って行いますが、

 

その方法は、

フォームローラーを床に置き、その上に腿の外側を下に向けて、腸脛靱帯をフォームローラーに対して直角に交わるように当てます。

 

当てたら、前後、左右に身体を少しずつ動かして、1番痛い場所を見つけます。

 

見つけたら、その場所をフォームローラーに当てたまま、前後・左右に身体を動かして、じっくりほぐしていきます。

 

痛みが少し楽になったら終了です。

 

その後に歩いてみると、股関節内転のし易さを感じられると思います。

 

腰痛でお困りなら、歩く前に脚の外側をリリースしてみる事をおすすめします。

 

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