ニットを着るなら姿勢が悪いと悲惨になる #67

編み物は体型を補正してくれない

 

ジャケットは織物で出来ていて、中に芯地が入り肩は肩崩れないように作られています。

なので、伸縮性がほぼありませんから、身体がジャケットの形の中でしか動けないので、着た時にその形に姿勢が正されます。

 

シャツも織物なので、ジャケットほどではありませんが伸縮性が低いので、動きの自由度が低く姿勢を制限する事で姿勢の崩れが少なくなります。

 

反対に、ニットやカットソーは編み物です。

編み物は伸縮性があり、身体の動きの自由度が高くなるため簡単に姿勢が変わります。

 

メリットとしては、動かしやすいのでストレスなく快適に過ごせます。

デメリットとしては、自分の意思で姿勢を正さないと、どんどん姿勢が悪くなって体型が崩れていきます。

 

生地が身体を起こしてくれないので、筋肉でしっかりと姿勢を保たないと、見た目に大きな影響を与えてしまいます。

 

これは、身体の動きやすさと姿勢のトレードオフの関係です。

 

今テレワークが多くなり、ニットやカットソーを着る機会が増える事で、同時に姿勢の崩れも増えているかも知れませんね。

 

 

胸とお腹の関係

 

しかし、トレーニングをして筋肉の力で良姿勢を保てれば、ニットやカットソーでも一日中スマートな見た目で過ごす事は可能です。

 

背筋が伸びたキレイな姿勢を維持する為に、背骨の可動性や背中とお腹の適切な筋活動がなされれば、Tシャツ1枚でもカッコよくキレイなスタイルとなります。

 

でも、お腹が上手く機能しなければ、胸より前にお腹が飛び出て、お腹ポッコリで腰が反り過ぎの不恰好なスタイルとなり、

 

この状態でニットやカットソーを着ると、体型の崩れが一目瞭然でバレてしまいます。

 

胸とお腹の関係は、胸が前でお腹は後ろにしておく事が、キレイなスタイル作りには必要です。

 

 

耳と肩の関係

 

もう一つ、耳と肩の関係があって、お腹を引き締める為にも肩が上がった姿勢は避けた方が良く、耳と肩の距離は長い事が望ましいです。

 

この距離が短いと、肩が上がって首が短い状態となりますが、こうなると、肩が上がるだけでなく前にも出てしまいます。

そして、背中は丸くなるのでお腹はたるむか、腰が反ってお腹を前に突き出した姿勢をとってしまいます。

 

このような不良姿勢による体型の崩れがニットやカットソーではダイレクトに表れてしまうので、

楽なんだけど、身体を鍛える事を疎かにすると残念な見た目となってしまいます。

 

ニットやカットソーをカッコよく着こなすには、姿勢をキレイにする事が1番の解決方法だと思いますよ。

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