腰が痛いから腰を反ってはいけない訳ではない #391

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

 

腰を反ると痛い理由

腰痛の方に上体を後ろに倒す後屈をしてもらうと、臀部から腰部辺りにつまりや痛みを感じるケースは多いです。

 

スクワットなどのトレーニングをすると、腰が痛くなる事も良くある事例です。

 

なので、腰痛の方はトレーニングをする時お腹に力を入れる事を意識されるのですが、

よほど重いウエイトを扱わない限り、その必要はないと考えています。

(実際、私の指導の通りにしてもらうと痛くなりません)

 

痛みの理由は、腰部にストレスが加わるからであり、そうならないようにすれば、痛みを感じる事はないはずです。

 

どこで支えるかが重要

腰にストレスを加えない為に、お腹に力を入れているんだよ!

 

とおっしゃる方もいるでしょう。

 

確かにお腹の力で腰を安定させるのは正解です。

 

ただし、トレーニングはこの方法だけではありません。

 

腰に負担なく身体を動かす方法があります。

 

特にベンチプレスやチェストプレスといった胸の種目の場合です。

 

腰痛の方はこれらの種目は敬遠しがちだと思います。

 

しかし、支える箇所を背中にしてみると、腰に痛みなく、胸を大きく拡げてベンチプレスなどをする事が出来ます。

 

お腹に力を入れようとしても、背骨が動いてしまえば、腰のストレスは増して痛みが出てしまいます。

 

また、胸を大きく拡げようとすれば腰は反ります。

 

反る力を無理矢理腹筋で押さえ込もうとしても、難しい事の方が多いはずです。

 

なので、背骨に直接付いている背中の筋肉を使って、胸椎を伸展させて身体を支える方が自然です。

 

背骨の可動性を高める

痛みは背骨が動くと発生している事が多いと感じていますので、

反っていようが、丸まっていようが、一度決めた姿勢を崩さなければ、痛みの発生を抑えられます。

 

胸椎を伸展すればその下の腰椎も伸展して、腰は反っているように見えます。

 

ですが、実際に反っているのは胸椎、背中なので、

腰へのストレスは大きくありません。

 

胸椎を伸展させる事で、丸くなりがちな背中を伸ばして、姿勢改善にも役立ちます。

 

腰痛であっても、しっかりと背中で支えれば、背骨が反っていても痛める事なく、トレーニングをする事が出来ますよ。

 

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