何をするかではなく動かし方が身体を改善させる #525

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

脳はタスク思考

「腰痛を改善したいのだけど、どのマシンを使えば良いか教えて欲しい」

 

このようなご要望を受ける事があります。

 

まずお答えするのは、

 

「この種目をするから腰痛改善するといった事はありません」

 

とお伝えします。

 

脳はタスク思考だそうで、

腹筋運動であれば、上体を起こす事をタスククリアと認識したら、

脚を使おうが、腰を使おうが、どんな方法でも身体を起こそうとします。

 

腰痛改善であれば、痛みを感じない動きを身に付ける事がトレーニングの目的の1つになりますが、

その動かし方は関係なく、タスククリアを優先します。

 

ですから、〇〇の種目が腰痛改善に効果的!

 

であったとしても、一つ一つの関節の動かし方が間違っていれば、

効果を得る事は出来ないでしょう。

 

目的に沿った動かし方

腰痛の方で良くあるのが、

仰向け膝立ちで腰を床に押し付ける、ペルビックティルトをしてもらうと、

逆に腰を反ってしまうケースです。

 

腰が床に付いても、それ以上強く床を押せない事も多いです。

 

腰を丸めるという目的に対して真逆の、腰を反る動きをしています。

 

これは、腹筋で骨盤の動きをコントロール出来ない事を示します。

 

このような場合、常に腰が反って腰は強いストレスに曝され続けますから、

腰の痛みは改善しないはずです。

 

この動きが出来ないまま、他の腹筋運動をすれば、腰がすぐに緊張して腰が痛くなります。

 

その他、トレーニングマシンを使っても、腰の緊張は高まり腰のコンディションは向上しないはずです。

 

出来ない事を出来るようにする

このような、出来ない動きがある場合、それが足枷となって、日常で腰を過剰に使っている可能性があります。

 

腰痛改善であれば、まずは出来ない動きを出来るように練習する事が大切です。

 

腰の緊張が強ければ、背骨全体が硬いだろうし、股関節も可動域が狭くなっているはずです。

 

それらの可動域改善を並行して行う事も大切です。

 

これもまた、出来ない事を出来るようにする試みです。

 

これまで、動かすことのなかった方向に関節を動かす事で、

硬くなっていた筋肉が血行促進され、発痛物質の除去や、関節内圧の減圧によって痛みの緩和が期待できます。

 

また、腰を保護する腹筋やお尻の機能が高まれば、

日々の腰のストレス軽減に繋がり、痛みづらい身体に変わっていくはずです。

 

身体の問題を改善させるなら、何をするかの前に、

自分の出来ない動きを探して、その解決に取り組むと、

望む方向に身体は変わっていきますよ。

 

それでは、また明日!

 

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