痛みをなくして終わりではなく痛みが出ない動かし方を身に付ける #257

なぜ痛むのか?

 

腰痛、肩や膝の痛みにお悩みの方は多いと思います。

 

慢性の腰痛、肩こりを含めると相当数の方が痛みと毎日付き合っているはずです。

 

少し痛む程度で全然耐えられる痛みなら、まだ生活に支障はないけど、

動きに影響する程の痛みがあれば問題です。

そして、それが長引けば大きなストレスで、早く解決したいと望まれると思います。

 

では、なぜ痛むのか?

 

様々な理由がありますが、筋肉や関節の問題であれば、

 

理由の1つに、身体の動かし方の問題が考えられます。

 

 

可動域の影響

痛みが発生している時点で、筋肉の硬さや関節の拘縮が起こっている事が多いと感じています。

 

それによって関節可動域は狭くなり、血液循環が不良になれば痛みは続き、痛みの受容器も異常を起こして刺激に過敏になるので、痛みの緩和は難しくなります。

 

その解決方法として、

 

硬くなった筋肉を柔らかくして関節可動域を拡大し、

 

身体が動く範囲を拡げて、筋肉が収縮しやすい環境を整えると、筋肉のポンプ作用による血行促進が期待できて、

 

痛みの緩和に繋がります。

 

実際、私(木島)が指導してきたお客様は、ストレッチで身体を柔らかくしていくと、ほとんどのケースで痛みが緩和しています。

 

 

局所のストレスを減らす

ですが、私(木島)は治療家ではないので、施術によって痛みの改善を生業とする者ではありません。

 

ストレッチという施術はしますし、それによって痛みの改善はされ、それを狙いますが、

その先をご提供する事が私の仕事です。

 

トレーニング指導者ですので、痛みを緩和したら、

痛みが出ないように、身体の動かし方を身に付けて頂く事を提供しています。

 

痛む理由は、動かし方に異常があり、それによって、身体の局所(傷んだ箇所)にストレスが蓄積した結果です。

 

少しずつ動きが悪くなり姿勢が崩れて、痛みが表出します。

 

その原因となっている動きを正しく変えられれば、

また痛む事の確率が下がりますので、快適に過ごせる時間が長くなります。

 

膝が痛い方は、股関節がガチガチになっていたり、

 

腰が痛い方は、背中がパンパンに張っていたり、

 

身体の他の部位が動かなくなって、傷んだ箇所が働きすぎてストレスを受け過ぎた事が考えられます。

 

そうならないように、今まで動かした事のない動かし方や、意識した事のない筋肉を使ってみたり、

 

これまでとまったく違う身体の動かし方を身に付けると、

痛みなく日常を過ごす事が可能となります。

 

身体のどこかに痛みがあれば、痛みがなくなるまでではなく、

痛みが出ない身体の動かし方まで身に付けると、

 

その先の生活が快適に過ごす事が出来ますよ。

 

関連記事

  1. トレーニングは集中力で決まる #121

  2. 身体つくりは体力を分解して弱点を補う #576

  3. ギックリ腰の早期回復方法 #585

  4. 動かす前に整えよう #682

  5. 何をするかではなく動かし方が身体を改善させる #525

  6. 体幹が強くなければお尻は鍛えられない #422

PAGE TOP