スクワットをしよう #8

スクワットの種類

木島が身体作り指導をする時には、メイン種目としてスクワットを行います。

 

大きな理由は、たくさんの関節運動と筋肉活動が必要で全身への影響があり、筋力、バランス力、関節可動性、協調性を鍛えられ、姿勢改善、立つ、歩く、登る、の日常生活動作へポジティブな効果が期待出来ると考えているからです。

 

そのスクワットですが、アレンジ次第でバリエーションがかなり広がります。

 

足の幅や爪先の向ける角度でも変わるし、

バーベル、ダンベル、ケトルベルなど重りの種類、

前or後ろorに担ぐ、

下or胸の前or頭上に持つ、

両手or片手、

片手なら右or左

 

このように、扱う道具やスタンスによって変わるし、

 

足裏のどこに荷重するのか?

どこまでしゃがむのか?

どの動きや筋肉を意識するのか?

 

など、動かし方のような内的な要素でも変わります。

 

呼び名として、

バックスクワット、フロントスクワット、オーバーヘッドスクワット、ワイドスクワット、ゴブレットスクワット、スプリットスクワット、ブルガリアンスクワットなどなど、

色々な名称が付いていて、見た目まんまのものや意味がよく分からないものまであります。

 

 

股関節を機能させる

スクワットで動かしたいのは股関節です。(木島の考えです)

 

股関節は骨盤と大腿骨(腿の骨)で構成されており、股関節を動かす為にはどちらか一方を固定しないと上手く動かせませんので、スクワットの場合だと問題なのは、腰が動いて骨盤まで不安定になってしまう事。

 

しゃがむ時に腰が丸まってしまうと、骨盤が立って大腿骨との角度が拡がってしまい、スクワットで使いたいお尻や腿裏の筋肉がストレッチされず使えなくなります。

 

そうならない為に、

背中を真っ直ぐに伸ばして腰を丸めないようにしたり、

腰を反って反動を使わせないように、顎を引いて肋骨を下げ腹筋を使い骨盤と腰を固定させます。

 

このように、

股関節を動かす事で、お尻、内腿、腿裏の普段意識して使われない筋肉が活動します。そうなると、それらの筋肉の引き締めや筋力アップが期待できスタイルアップ効果が見込めます。

また、骨盤と腰の安定化の為に腹筋や背筋が活動して、姿勢改善や体幹強化にも繋がります。

 

 

おススメはこれ!

 

木島がトレーニング指導する時によく使う種目は、

 

ワイドスクワット!

 

内腿に良く効くスクワットです。

 

このスクワットは、つま先を45度以上外に向け行うのですが、その為しゃがんだ時に股割りのように内腿をストレッチして、股関節は大きく開かれます。

 

股関節を大きく開いてこのポジションをキープするには、お尻の働きが必要です。

 

なので、女性が弱くなりやすい、内腿とお尻のアウターとインナーマッスルを同時に鍛えられ、股関節の可動域改善にも役立つ種目です。

 

トレーニングは弱いところを強化して、身体のバランスを整える事から始めると、姿勢のアンバランスが改善され、美姿勢やシェイプアップが期待出来ますので、

 

スクワットをするなら、ワイドスクワットはおススメですよ!

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