可動性は関節の全ての方向に必要 #705

 

神奈川県藤沢市にあります

フィットネスクラブ

「ティップネス藤沢店」

にてパーソナルトレーニング指導をしております。

 

腰痛・肩こり・膝痛、ツラい慢性痛を改善して、

その先のアクティブな生活へ導く!

 

ストレッチ×体幹トレで、

『痛みに悩まない自由に動く身体をつくる

動作改善スペシャリスト』

の木島直輝(きじまなおき)です。

 

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人生100年時代、シニアになっても背筋が伸びた姿勢で颯爽と歩く〈心身豊かな生活〉を送る為の「痛みなく動ける身体つくり」に貢献する

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ことを目的としたトレーニング指導をしております。

 

ブログでは、日々のトレーニング指導で考えていることや指導のこだわりを綴っており、

読者の皆様の身体つくりと健康に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

★木島直輝プロフィール

https://kijima-blog.com/kijima-profile/

 

開脚が出来れば良いのではない

姿勢不良や身体の動きづらさなどから、身体を柔らかくしたいと思い、

ストレッチやヨガを頑張っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

 

姿勢改善や動作改善に関節可動域を拡げる事は大事な事ですが、

ここで重要な事は、出来るだけ全身の関節を、その関節の適切な分の可動域を獲得する事であって、

特定の関節の一方向にだけ拡げても、効果的ではないだろうと言う事。

 

例えば、股関節を柔らかくしたいと思って開脚をして、

べったりと180度開いて床に胸が付いたとしても、

 

その他の方向の可動域が狭ければ、逆に動きに偏りが出来て、

姿勢不良を助長してしまうかも知れません。

 

関節運動方向

股関節であれば、関節運動方向は6つあり、

 

・伸展

・屈曲

・外転

・内転

・外旋

・内旋

 

これら全ての方向に対して必要な可動域がある事が望ましいです。

 

前述の開脚のような動きでは、外転、屈曲可動域は十分以上にあるけれど、

 

良くある例として、股関節の前面の股関節屈曲筋が硬く、

伸展方向の可動域が狭く、骨盤前傾を強めて反り腰や伸展性の腰痛を起こしている事があります。

 

この場合、開脚ばかりしていても、姿勢・動作改善、腰痛改善は期待できないでしょう。

 

動かない方向をストレッチする

ですから、身体を柔らかくして、姿勢改善や身体の動かしやすさを獲得したいのならば、

動きづらい方向にストレッチをして、運動方向まんべんなく関節可動域を拡げる事が効果的です。

 

股関節の前面が硬ければ、股関節伸展方向の可動域を拡げるようにストレッチをします。

 

この時の注意点は、腰を反らない事。

 

股関節伸展可動域が狭いと、それをカバーする為に腰が反ってしまうので、

その動きを制御する事が大切です。

 

このように、身体は他を補い合いながら関節の動きを組み合わせて動くので、

時に身体にとって不適切な動作を行なってしまいます。

 

その防止の為に、関節が動く全ての方向に適切な可動域が必要となりますから、

その他、股関節を捻る、内旋、外旋可動域も狭い方向があれば、ストレッチをしましょう。

 

ストレッチをして身体を動かしやすくするなら、

関節の動かしづらい方向を中心にストレッチをする事をおススメします。

 

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