筋肉は一生ものではない #141

続ければ一生もの

 

筋肉を付けて代謝を上げれば太りにくくなる!

 

こんな文言をメディアで目にする事があります。

 

間違いではないですが、説明が足りないのでは?

 

と思ってしまいます。

 

その筋肉は一生そのままありますか?

この問いの答えをYESにするには、

 

筋肉を鍛えるトレーニングを続ければ。

 

の前提があって成り立つ事です。

 

今までの生活の中で不必要だから筋肉が細かったわけですから、そこに筋肉が太くなるようなトレーニングを生活に加えたので、筋肉が以前より付いたはずです。

 

身体は可逆性の性質を持っていますので、受けたストレスの種類と強さと量で、反応していきます。

 

大きいストレスを受ければ、大きな反応。

 

小さいストレスには、小さい反応を見せます。

 

 

 

止めれば失う

 

なので、当然トレーニングを止めれば筋肉は細くなっていきます。

 

トレーニングをしていなかった以前の身体に戻っていきます。

 

筋肉が付いて太りにくい身体は水物です。

 

手に入れたと思った瞬間、掌からこぼれ落ちています。

 

栄養の摂り方などでこぼれる量を少なく出来るにしても、トレーニングをしてこぼれる量以上か同量足していかないと、

 

貯めた預金の残高はどんどん失われていきます。

 

 

 

トレーニングのプロセスが一生もの

 

付けた筋肉を保つにはトレーニングの継続が必須です。

 

一生ものとするのは筋肉そのものではなく、

トレーニングを続けてきたプロセスであって、それが習慣化された時に一生ものに変わります。

 

という事で、

筋肉という結果ではなく、

トレーニングの習慣化という行動とそれを決定する思考性が一生ものです。

 

格好良い身体、健康、体力、これらを自分のものとするならば、

1日の時間をプライベート、仕事、身体作りの3本柱でスケジューリングすると、

一生そばにいてくれるはずですよ。

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