自分を知る
トレーニングをしていると、自分のやりたい事や得意な事に偏ってしまいがちになりますよね。
お腹が気になるから腹筋のマシンを使ったり、お尻を引き締めたいのでお尻のトレーニングは毎回やったり、
続けていくとやり方を覚えて慣れてくるので、トレーニングメニューが自分の分かりやすい種目ばかりになっていきます。
反対に、マシンの使い方やトレーニングのやり方が分からないと、やる気が無くなっていつの間にかやらなくなっている種目が出てくると思います。
ですが、この敬遠している種目が身体作り、特に姿勢作りでは成功する為のヒントになります!
やらない種目は、自分の弱い部位、苦手な動きであるはずなので、身体の機能としては上手く働いていない改善ポイントとなります。
キレイな姿勢は、全身の柔軟性と筋力が適度にないとバランスが保たれず作る事が出来ないので、
まずは自分のウィークポイントを知る事で、効果的なトレーニングメニュー作成が可能となります。
弱点を埋める
姿勢作りでは、強い部位や得意な動きは一旦置いておきます。(木島の考え方・進め方です)
全体のバランスを整える事を優先した方が身体の調子は良くなり、痛みや不快感による不良姿勢の時間が減り、良姿勢にしようと意識して姿勢を保つ時間が増える事で、キレイな姿勢定着に役立ちます。
その為、自分の苦手な動きや弱い筋肉を使う種目を取り入れて、ウィークポイントを強化していきます。
例えば、
背中のトレーニングで肩甲骨を下げる動きが出来なければ、下げる事を重点的に行い、
お尻に力が入りづらければ、お尻を締める練習や股関節から動かす意識を強めてトレーニングを行います。
レーダーチャートをキレイな丸へ
このように自分の弱点をトレーニングしていくと、少しずつ出来なかった事や力が入りづらかった筋肉が力強くなってくるので、だんだんトレーニングフォームがキレイになっていきます。
動作がキレイ=姿勢がキレイ
ですから、
(詳しくはこちらの記事をご覧ください)
トレーニングがスムーズに出来るようになってくれば、美姿勢へ近づいている証拠です。
自分の身体機能をレーダーチャート化した時に、もし歪な形になるのであれば、その円をキレイなまん丸になるように劣っている部分を埋めていく作業をしていくと、不調なく心地良く動けるキレイな姿勢に近づいていくはずです。
得意な事ばかりやっていると、扱う重さを追求していってしまうので、特定の筋肉だけが発達して身体が歪になるし、弱い箇所を痛めたり、結果的に姿勢も崩れていきがちです。
姿勢作りは身体の機能バランスを整える事を優先すると上手く進んでいきますよ。