今までの習慣が今の身体
自分の現在の身体は、これまで自分が行ってきた
食事、仕事、運動、睡眠、トリートメント、家事、他、
これらをどのように考え捉えて、
行動してきた結果であると考えています。
何を食べて、身体をどのくらい動かして、
運動器の機能を発達させてきたか。
消化器、呼吸器、循環器、
各臓器を健康に保ってきたか。
生活の中で、
上記を意識して行動してきた方と、全く意識せずに無意識な選択に任せて
行動してきた方では、身体の健康、スタイルに
大きな差があるのではないかと思います。
小さく変える
もし、今の身体を変えたいなら、
どれか行動を変えなくては、希望の方向に向けた身体への
変化は期待できません。
今の延長線上では、
○姿勢を変えたくても今のまま、
○痩せたくてもさらに太る、
○健康でいたくても老いの進行、
このような結果になる確率が高くなるはずです。
今まで向かってた方向の電車に乗っているのに、
いきなり行き先が変わることなんてないので。
変えるには、
一旦その電車から降りて、行き先の違う路線に乗り換えをする必要があります。
ただその時に、急行や特急に乗ってはいけません。
各駅停車に乗って、ゆっくり進むのが1番早く
目的地に着く方法です。
短期間で今までの生活習慣を変えようとすると
その反動は大きく、元の生活に戻る可能性が高いので、
一個ずつ小さくテストして、身体の反応を見ながら、
「これなら続けられるかも!」
という行動を見つけていくと
上手くいきます。
行動を変えて嗜好を変える
とは言え、
1つでも何か日々の行動を変えるのは、
ストレスです。
「毎朝プロテインを飲もう」
としたって、
○忘れてしまったり、
○シェイカーを振るのが面倒、
○美味しくない、
など、
やらない理由なんていくらでも出せます。
でも、
このハードルを超えなくては、身体を変える事は難しく、
決めた事が出来なくても、また違う事を試してみて、
1週間続けられる事があれば、それをまた1週間続けてみると、
徐々に、行動が変わっていくはずです。
1週間の戦績は、
4勝3敗、
勝ち越せば良いです。
100点を取ろうとすると、ハードルが高すぎるのでやめましょう。
今までと違う行動を取り続けると、それが当たり前になってくるので、
その時点で嗜好性が変わっています。
美味しくなかったプロテインが、
美味しく感じたり、
美味しいとはいかないまでも、
嫌な味と思わなくなっています。
身体を変えるには、
身体の中で今までと違った化学反応を起こさないと
変わる事はありません。
行動を少しずつ変えて、嗜好が変われば、
無理なく自然に
自分の願う身体に近づいていきますよ。