質は不可欠だけど量がなくては成し得ない #71

量と質の関係

 

トレーニングをする時は、まずは種目毎のフォームを覚える事から始めます。

 

トレーニングは日常生活以上の負荷を扱いますから、正しいフォームを身に付けないと怪我をしてしまう可能性が高くなるので、リスク回避の為に必須です。

 

この正しいフォーム、動作の習熟度を「質」とした時に、

種目、動作を行なった回数を「量1」、

パフォーマンスを「量2」

 

と定義した場合、

 

この質と量1、量2の関係性は、

質を得る為に量1が必要。

量2を得る為に量1が必要となります。

 

 

質が前提条件

 

ただし、量2を得るには量1の質が前提となります。

正しいフォームで必要分の量1を行う事で、トレーニングを行う目的・目標の量2を得る事が出来ます。

 

まとめると、

 

1.トレーニングスタート

2.質の理解

3.質を伴った量1

4.量1→質の習得

5.質+量1→量2を得る

 

トレーニングで安全・効果的に身体作りをするなら、この流れとなります。

 

重要なのは、質です。

 

質を伴わない量1はいくらやっても量2にたどり着く事が出来ないはずです。

 

なぜなら、ケガをしてトレーニングが止まってしまったり、狙いとは違った結果になったりと、歩みが思うようにいかない事が想像出来ます。

 

 

積み重ねるから確率高く変化する

 

質が重要と言いましたが、これは向かう方向性を定めておく為のものです。

 

必要不可欠なのですが、

理想の身体になる為には、いくら質が良くても量を行わないと身体は変化しません。

 

量1を積み重ねていく事で、質も更に高まっていき、量2を得る事が出来ます。

 

また、量2と言っても目標によってどのくらいまで行うかが決まります。

 

1.猫背改善→量2

2.体脂肪減→量2+

3.筋肉発達→量2++

 

のように、段階を経て理想の身体に近づけていくので、単純に運動のボリュームだけでなく、種類の幅も広げていく必要があるかも知れません。

 

身体は受けたストレスに応じて適応させていきますから、ストレスが大きいほどリターンは大きくなります。

 

理想の身体に近づくには量を考慮すると上手く進んでいきますよ。

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